大型65mmイメージセンサーを搭載したBlackmagic URSA Cine 17Kカメラの予約受付が開始され、年内に出荷が開始される。価格は29,995ドルからとなる。
必要な解像度は?
非常に高い解像度とそれに伴う膨大なデータレートのため8Kカメラの普及が進まない一方で、ブラックマジックデザインはすでに2020年7月に URSA Mini Pro 12Kを発表し、今年のNABショーでURSA Cine 12Kフルフレームモデルを発表した。
今年、BMDは12Kをさらに超えることを決定し、2024年のまさに同じNABショーで、65mmセンサーを搭載したURSA Cine 17Kカメラを発表した。そしてこのほど、ブラックマジックデザインはこのカメラの価格と発売時期を発表した。
URSA Cine 17K-同社のハイエンドモデル
今回のBlackmagic URSA Cine 17Kは、同社のハイエンドフラッグシップモデルだ。同社の言葉を借りれば
「私たちは、ハイエンドデジタルフィルムカメラに求められるすべてを備え、非常に大きなスクリーンや没入感のある環境で撮影できる、夢のようなカメラを作りたかった。」
ブラックマジックデザイン
このカメラは、物理サイズ50,808×23,316mm(対角55.9mm)、解像度17,520×8,040ピクセル(各フレームで140MP)の大型65mmイメージセンサーを搭載している。ピクセルピッチは2.8ミクロンとなっている。
カメラ本体は、接続性と物理的なボタンは、URSA Cine 12Kと同じようだ。このカメラにはARRI LPLまたはハッセルブラッドレンズマウントが付属し、65mmセンサーをカバーする適切なイメージサークルを生成するレンズに対応する。
価格と発売時期
今回のニュースは、Blackmagic URSA Cine 17Kの予約受付が開始され、年内に出荷されるということだ。価格は29,995ドル。このカメラはブラックマジックデザインのIBCスタンド7.C49でデモされる。