8SinnがパナソニックのフルサイズミラーレスカメラS1とS1R用のケージを導入した。アルミニウム製で軽量にできており、多くの1/4インチの取り付けネジ穴が用意されている。このケージには同社の3種類のトップハンドル、Basic、ProおよびScorpioを取り付けることができる。
パナソニックS1とS1Rは、どちらも昨年9月に開催されたPhotokinaで発表された。 S1Rはプロのフォトグラファーを対象にした高解像度モデルだが、S1は映像クリエーターも念頭に置いた手頃な価格のオールラウンダーモデルだ。パナソニックS1の詳細については、レビューも参照いただきたい。
これらのカメラが発売されてから4か月になるが、まだ対応するケージはそれほど多くないようだ。8Sinnの新ケージが最初の選択肢となる。
8Sinn Panasonic S1/S1R ケージの概要
8Sinnはポーランドに拠点を置くカメラアクセサリーメーカーで、カメラケージやアクセサリーで知られている。筆者も同社のケージを使ったことがあるが、デザインと人間工学的な使い勝手が良く考えられている。
このケージは、無垢のアルミニウムから削り出されている。S1とS1Rは同じボディなので、どちらにも適合する。ただ、先日発表されたS1Hは多少大きいので、このケージはS1Hには適合しないだろう。今後、S1H用のケージも発売されるだろう。
8Sinn S1 / S1Rケージは、重さ205gと軽量。また、1/4インチの取り付けポイントを多数用意している。またカメラの右側上部にコールドシューを備えている。すべてのダイヤルやボタン、そしてメモリカードやバッテリーコンパートメントへのアクセスにも影響がない。ケージはカメラにぴったりフィットし、カメラを保護する。
カメラの右側には2つのストラップホルダーも用意されており、必要に応じてストラップを付けることができる。(ストラップはケージに付属していない) カメラ上面のホットシューもそのまま使用できるので、パナソニックのXLRユニットを取り付けることも可能。ただし、これはトップハンドルを付けた場合は難しそうだ。
ハンドルを取り付けるには、ケージの上部のM4取り付けポイントがあり、これで前述の3種類のトップハンドルを取り付けることができる。各ハンドルは機能が異なり、さまざまな用途に適している。Basic handleはXLRユニットが使えるように見えるが、これはテストする必要がある。 ProとScorpioはどちらも短いNATOレールを使用して取り付けることができ、取り付けにより柔軟性がある。
8Sinn Panasonic S1 / S1Rケージは現在購入可能。価格は、ケージのみで170ドル。(トップハンドルなし) 同社のWebサイトはこちら。
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