Gudsenは、MOZA Air 2ジンバル用の新しいファームウエアアップデートV0.4.13をリリースした。マイナーなバグの修正ではなく、ニコン、キヤノン、ソニーのカメラに対応する多くの機能を追加している。ファームウエアは無料でダウンロードできる。
MOZA Air 2は、0.3kgから4.2kgのカメラに対応する、有用なシングルハンドジンバル。 Gudsenはこのジンバルを、DJI Ronin-Sなどに対抗するため、2018年10月にリリースした。
同社は定期的なファームウエアのアップデートを行い、バグを修正している。ファームウエアアップデートは無料で、適切な機能と安定性を確保している。
ファームウエアv0.4.13の概要
MOZA Air 2用の新しいファームウエアV0.4.13は2019年3月25日にリリースされた。(英語サイト)この新しいファームウエアは、ニコン、キヤノン、およびソニーのカメラに対応した多くの機能を追加している。また、マイナーなバグも修正されている。
下が改良点の全リスト。
- サポートされているNikkorレンズでニコンのD850、Z6、Z7の電子フォーカスサポートを追加した。電子式焦点制御は、USMレンズとSTMレンズに対応している。 STMレンズの中にはホイールフォーカス制御が時々鈍くなるものがあるが、これはホイールフォーカスを調整するか、外部のフォローフォーカスを使用することによって軽減できる
- ニコンD850、Z6、Z7に適応速度調整機能を追加した。フォーカスホイールの感度パラメータを調整することができ、ホイールを速く回すほど、フォーカス速度は速くなる
- ニコンD850、Z6、Z7の絞り、シャッター、ISOコントロールを追加した
- キヤノンEOS Rの写真撮影、ビデオ録画、絞り、シャッター、ISOなどのパラメータコントロールを追加した
- ニコンD850用のライブビュースイッチのサポートを追加
- キヤノンとニコンのカメラ用にパラメータコントロールとより包括的な制御範囲を追加した。 キヤノンの場合 – EV調整1 / 3、1 / 2およびISOオプションの1 / 3、1。ニコンの場合 – EV調整1 / 3、1 / 2、1およびISOオプション1 / 3、1 / 2、1。
- キヤノン、ソニー、ニコンのカメラのビデオ録画にオートフォーカスのサポートを追加した。トリガーを1回押すと、オートフォーカスサポートが開始される。オートフォーカス機能を使用するときは、レンズをAFモードに切り替える必要がある。
- その他のマイナーバグを修正。
ファームウエアのアップグレードとアップデートに必要なアプリはGudsenのダウンロードページからダウンロードできる。またアップグレード方法を説明するYouTubeチュートリアルもある。
このビデオでは、コンピュータでのアップデートプロセスについて説明している。
2番目のビデオでは、Gudsen Masterアプリを使用したアップグレードプロセスについて説明している。