TVLogicは、SDRとHDR制作向けにIS-mini 4Kビデオカラープロセッサを発表した。リアルタイムのオンセットカメラ3D LUTプレビュー用に設計されており、12G-SDIをサポートしている。 IS-mini 4Kには、WonderLook Proカラーマネージメントソフトウェアの無料ライセンスも含まれている。
TVLogic がNABで発表する新製品のひとつがIS-mini 4Kで、これはオンセットカメラプレビュー、SDRおよびHDR放送、ポストプロダクション用に設計されたリアルタイムデジタルカラープロセッサ(3D LUT Box)だ。このシステムは12G-SDIまでの標準SDIフォーマットをサポートする。 また12G-SDI出力、12G-SDIバイパス出力、およびHDMI 2.0変換出力も持っている。
IS-mini 4Kは、LANおよびUSBコネクタを備え、コンピューターなどと通信することができ、三角錐補間(Triangular Pyramid Interpolation)と26 x 26 x 26の3D LUTをサポートしている。
IS-mini 4Kには色管理ソフトウェアWonderLook Proの無料ライセンスが含まれている。またサードパーティのソフトウェアもサポートしているので、別のツールでも使用できる。
サポートする信号
仕様表(IS-miniXとの比較)
WonderLook Proの概要
WonderLook Proカラーマネージメントソフトウェアは、ユーザーがリアルタイムでIS-mini 4K、あるいはAJA FS-HDRなどのサードパーティ製ハードウェアに3D LUTを作成して配信することを可能にする。
WonderLook Proは様々なカラーフォーマット変換をサポートし、カメラ用のカラープロファイルデータベースを含む。 WonderLook Proはレンダリングとユーザーカラー補正、カメラコントロールとモニターキャリブレーション、そして複数のIS-mini 4Kのコントロールも可能だ。
価格や出荷時期についてはまだ情報がない。詳しい技術情報はこちらを参照いただきたい。