Samyangは、ソニーEマウントカメラ用のAF 45mm f / 1.8 FEを発表し、オートフォーカスレンズのラインナップを拡充している。この新しいレンズはフルフレームに対応ながら軽量設計で、Samyang製の7番目のソニーEマウントオートフォーカスレンズだ。
Samyang AF 45mm f/1.8 FEの概要
Samyang AF 45mm F1.8 FE は、AF 85mm F1.4 FEやAF 24mm F2.8 FEの後に登場した「標準」レンズだ。しかし標準的な50mmレンズではなく、もう少し広角だ。これについて同社は「45mmは人間の視野で最も自然な53度の画角で新しいスタンダード」としている。
Samyangのソニーカメラ対応AFレンズは、どれもかなり小型、軽量でコンパクトな作りとなっている。この新しいAF 45mm f / 1.8もまた162g(フードとフロントキャップ含まず)と軽量で、長さはわずか5.6cmだ。レンズは6群7枚構成で、色収差を最小限に抑えるため2枚の非球面レンズと1枚の超低分散レンズを備えている。これらのレンズは、ウルトラマルチコーティングされており、フレアとゴーストの低減にも貢献している。
絞り羽根は9枚で、美しい丸いボケが期待できる。ただしf / 1.8なので最も明るいレンズというわけではなく、明るさを追求するならAF 50mm f / 1.4 AS IF UMCが良いだろう。
レンズはすべてのEマウントカメラと互換性があり、フルフレームセンサーをカバーしている。最短合焦距離は45cm。 同社は「優れた解像度でオートフォーカス速度を向上させた」と述べている。フォーカスを調整したい場合は、マニュアルフォーカスオーバーライドも可能だ。
価格と出荷時期
Samyang AF 45mm f / 1.8 FEは399ドルで、これにはレンズフードが含まれている。発売は今月中の予定。競合製品では、ソニーのFE 50mm f / 1.8が198ドル、SLRマジックのCine II 50mm f/1.1はマニュアルレンズだが、329ドルとなっている。