Glyphは、ニューヨークのクリエイティブプロフェッショナル向けの優れたストレージソリューションのメーカー。そのGlyph が、MacBook Proでデュアル4kディスプレイ、ギガビットイーサネットなどをサポートする新しいThunderbolt 3ドックを発売した。外出先での編集に非常に便利なSSDドライブだ。
2017年のMacbook導入後、Thunderbolt 3は利用できる機能をさらに広げ、洗練されつつある。ニューヨークに拠点を置く会社Glyphもその一つでThunderbolt 3関連の製品を発売している。
Glyph Thunderbolt 3 Dockの概要
このようなドックの主な目的は、すべての周辺機器と電源をドックに接続して、ドックだけをThunderbolt 3でパソコンに接続し、パソコンを使いやすくすることだ。ノートパソコンメーカーはスリム化を優先しているため、フルサイズのディスプレイポートやイーサネットポートのような古いポートは搭載されない傾向にある。GlyphのThunderbolt 3 Dockはこの問題を解決する。以下は主な機能。
- Thunderbolt 3、40Gbps(×2)
- ディスプレイポート1.2
- SD(UHS-II)、最大270 MB /秒
- USB 3.0 type-A(x 2)、5 Gbps / 5V、1.2 Aをサポート
- USB 3.1 Gen2、typce-C(x1)、PD 5V、3Aをサポート
- NVMe SSD用のM.2ソケット、最大1,500 MB /秒
- オーディオ出力
- マイクアウト
- 1Gbイーサネット
- シングル5kディスプレイ、60Hz(5120×2880)
- デュアル4Kディスプレイ、60Hz
- 87Wの電力供給をサポート(MacBook Pro 15インチには十分)
- パッシブ放熱
Glyph Thunderbolt 3 Dockは2系統のThunderbolt 3レーンを提供しているが、これは有用だ。それは次の理由による。ディスプレイポート1.2は、UHD解像度に対応するのに必要な最低帯域幅規格であり、約17.28 Gbpsを占有する。 Thunderbolt 3(40 Gbps)でも、2台の4kディスプレイを60Hzで駆動することを意味する。 Glyph Thunderbolt 3 Dockには、NVMe SSD用のM.2ソケットが内蔵されている。また、パソコンを充電することもできる。これは、Thunderbolt 3ケーブル2本とGlyph Dockを接続すると、実際には最大1,500 MB / s(12 Gbps)の速度を利用できる。Glyph Thunderbolt 3 Dockが10 Gbイーサネットではなく1 Gbのそれしか提供していない理由は、帯域幅の問題も考えられる。ただし、NASストレージを使用してデータを共有している大規模チームでは、これが役に立つことがあるだろう。
Glyph Thunderbolt 3 Dockには、500 GB、1 TBまたは2 TBがすでに組み込まれているがこれらはユーザーがアップグレードできるSSDではない。Glyph Thunderbolt 3 Dockは現在入手可能。
Atom Pro NVMe SSD
Glyph Atom Pro NVMe SSDは、LaCieのRuggedシリーズに似たゴム製のプロテクターと、収納可能なThunderbolt 3ケーブルを備えた、堅牢な高速SSDだ。本体に接続用のThunderbolt 3ポートを持つ。またMIL-810F規格に準拠しているため、湿度、雨、衝撃、ほこり、振動など、さまざまな環境に対応できる。もちろん水没しても良いというわけではない。
Glyph Atom Pro NVMe SSDは、500 GB、1 TBおよび2 TBの容量が用意されている。