Edelkroneは、Ortakと呼ばれるユニークな機材を発表した。この新しい機材は、ユーザーが部品を3Dプリントで作成する。Edelkroneはそれを組み立てるためのネジやジョイントとアルミ部品を提供する。今までにないアプローチで、これは映像制作機材の革命の始まりかもしれない。
Edelkrone Ortak Programとは
3Dプリンターは今や新しいものではなく、その気になればあなたの近くにもきっと見つけることができるだろう。当初は費用がかかり、出来上がった結果もそれほど良いものではなかった。今日では、それらはかなり改善され、はるかに手頃な価格で品質もかなり良くなっている。
このような状況を見越し、EdelkroneはOrtakプログラムを開始した。 Ortakの考え方は簡単で、Edelkroneは必要なネジやジョイント、あるいは CNC機械加工されたアルミニウム部品のみを提供する。ユーザーは3Dプリンターを見つけ、提供されるSTLモデルを印刷する。必要な部品がすべて揃ったら、組み立てるだけだ。
Ortakプログラムの最初の製品はEdelkrone FlexTilt Headだ。 FlexTiltヘッドは、さまざまな方向に回転できる汎用性の高い柔軟なベースプレートで、これはスライダーで使用する場合特に便利だ。
部品は、印刷して組み立てるのが簡単なデザインになっている。 3Dプリントの良い点は、ユーザーが色を選択できること。カラフルな機材も実現できる。
更に、必要に応じてデザインをカスタマイズすることもできる。たとえば、より大きなベースプレートを作成することもできるが、Edelkroneが提供する他の部品とマッチするか確認する必要がある。
価格と発売時期
オリジナル(完成品)のアルミニウム製のFlexTilt Head 2は149ドル。 FlexTilt Head 3Dキットの価格は29ドルとなっている。確かに価格的には安価だが、もともとそれほど高価なものではないので、時期分で作る手間を考えると、お得感はあまり大きくないかもしれない。
FlexTilt Head 3Dは、現在EdelkroneのWebサイトから入手できる。 OrtakのFlexTilt Head 3DはEdelkroneの最初のステップであり、今後さらに製品を追加する予定。