Kinotehnikは、 Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K(BMPCC4K)および6K(BMPCC6K)用のLCDVF BM5ビューファインダーを発表した。 200%の倍率、ARコーティングされたレンズ、磁気フレーム、および視度補正レンズを取り付けるための46mmのネジが切られている。
BMPCC4K(レビューはこちら)およびBMPCC 6K(レビューはこちら)は、映像クリエーターに非常に人気がある。これらのカメラは非常に手頃な価格で、素晴らしい画像品質を持っている。しかし欠点はバッテリー持続時間とSSDメディアのサポートだが、これらを補うためのサードパーティ製アクセサリーが数多くリリースされている。そしてもう1つの欠点は、ビューファインダーがないことだ。
Kinotehnikは、エストニアに拠点を置くカメラアクセサリーメーカーで、主にLCDVFビューファインダーとPractiliteシリーズのライトで有名だが、今回BMPCC4K/6K用の新しいビューファインダー、LCDVF BM5を発表した。
Kinotehnikは、LCDVF BM5はBMPCC 4K/6Kのビューファインダーでは世界初と述べているが、ブラジルのメーカー、GRIDのビューファインダーをBMPCC 4Kで使用しているユーザーがいる。ただしGRID 5.0ビューファインダーは241ドルと非常に高価なものだ。LCDVF BM5は手頃な価格のBMPCC 4K/6K用ビューファインダーとしては世界初ということだろう。
LCDVF BM5の概要
LCDVF BM5の構成はルーペのみで、ディスプレイ自体はカメラのLCDディスプレイを使用する。 BMPCC 4K/6Kの5インチLCDディスプレイ用に調整された200%の倍率と、ARコーティングされた50mmの光学補正レンズを備えている。周辺光を遮断しているので、太陽光下で撮影しても光の漏れは無い。また、視度補正レンズを取り付けるための46mmのネジが切られている。
もう1つの利点は、ハンドヘルド撮影時に目に押し当てることにより、カメラが安定することだ。また200%の倍率は、手動フォーカスにも有用だ。
LCDVF BM5は堅牢な作りで可動部品がなく、防滴性と防塵性に優れる。またアイカップを180度反転させることができるため、左右どちらの目でも使用できる。カメラには強力な磁気クイックリリースフレームで、LCDスクリーンの周囲に固定することができる。LCDVF BM5には2枚の色消しレンズが使われており、軸上球面収差と色収差を補正する。
価格と発売時期
LCDVF BM5の価格と発売時期の情報はまだ無い。ただし、同社の他のビューファインダーから考えると、価格は100ドル未満だろう。
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