ScreenFlowの翼下の会社Telestreamは、Mac向けの録画ソフトウェアの最新バージョンScreenFlow 9をリリースした。この最新バージョンには、複数の映像を同時に録画する機能など、多くの新機能が搭載されている。
ScreenFlow 9の新機能
ScreenFlowは、Mac上で動画を記録するためのアプリの1つ。このソフトウェアは数年前に発売され、業界標準の1つになっている。 ScreenFlowは、マーケティング担当者や教育者、オンライントレーナー、あるいはブロガーなど動画コンテンツを記録したいユーザーが、シンプルで直感的な操作で使用できるアプリだ。
最新バージョンではビデオ編集機能も追加された。この他、コンテンツクリエーター向けの以下のような機能がある。
- マルチスクリーン録画:ScreenFlowの大きな特長の1つが録画機能だったが、一つの動画だけだった。新バージョンでは複数の動画を一度に表示でき、同時に録画できる。
- タイムラインツールパレット:ハンド、ズーム、ブレード、トラック選択などの新しい編集ツールが搭載され、編集がこれまでになく迅速にできる。
- プロキシ編集:ScreenFlow 9内で高解像度画像からプロキシを作成し、編集できるようになった。
- クリップエディター:従来のNLEのように、タイムラインに挿入する前にメディアクリップをプレビューしたりトリムできるようになった。
- 新しいクリック効果:クリック効果が更新され、録画中にサイズ、色、長さ、ぼかしを調整きるようになった。
- macOS Catalinaバージョンのパフォーマンス更新。
- 更新されたキャプチャカードのサポート、サムネイル画像の改善、およびメディア管理機能。
価格と発売時期
ScreenFlow 9は、Mac App Storeで129ドルから入手できる。または、TelestreamのWebサイトでも直接購入できる。