パナソニックは、フルフレームミラーレスカメラLUMIX S1Hのファームウェアアップデートをリリースした。これにより、HFR(ハイフレームレート)モードでノイズが増加する問題が解消され、Profotoワイヤレストランスミッターとの互換性が拡張される。現在、LUMIX Webサイトで、無料でダウンロードできる。
パナソニックLUMIX S1Hは、現在、ビデオ機能に関して頂点にいるミラーレスカメラの1つだ。内部的には、最大5.9K 30fps 10ビット4:2:0/ 16:9ビデオ(またはアスペクト比3:2の最大6Kビデオ)を記録できる。さまざまな解像度とフレームレートが選択でき、10ビット4:2:2、あるいは4:2:0サブサンプリングで記録できる。カメラの詳細については、こちらの記事を参照いただきたい。
S1Hは非常に有用な映像制作用カメラで、2019年10月にNetflixが承認した世界初のミラーレスカメラだ。cinema5Dでもテストを行っている。S1HビデオレビューとS1Hラボテストも確認いただきたい。
パナソニックは頻繁にアップデートを行っている。S1Hは最初のアップデートを受けたばかりだが、小さなアップデートも含め日々問題を解決している。
LUMIX S1H ファームウェアアップデートVersion 1.1
ファームウェアVersion 1.1では、下の2つの改善とバグ修正が行われている。
- HFR(ハイフレームレート)モードでは、被写体によってブロックノイズが増加する場合があったが、これが修正された。
- Profotoワイヤレストランスミッターとの互換性が拡張された。 Profotoワイヤレストランスミッター「Air Remote TTL-O / P」および「Profoto Connect-O / P」を使用することができ、ワイヤレス接続と外部ストロボの制御を可能にする。 *状況によって、すべての機能が利用できるとは限らない。
ファームウェアは同社のサポートWebサイトで入手できる。
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