Aputure Sidus Link 1.2アプリ
照明機器メーカーのAputureは、Sidus Linkコントロールアプリに関する発表を行った。 Sidus 1.0アプリはiPadのでも利用できるようになった。SidusLinkアプリは便利なエフェクトコントロール機能も備え、Ver.1.2にアップデートされる。SidusBridgeはまもなくリリースされる予定で、従来のAputure機器のコントロールが可能となる。AidureにSidus Linkアプリの新バージョンについて話を聞いた。
Aputure にはNAB 2019でもインタビューを行っている。このとき、すべてのAputureライトを制御できる新しいスマートフォンアプリについても触れている。このアプリは後にSidus Linkという名称になった。cinema5DバーチャルショーでSidusLinkアプリとSidus Bridgeデバイスに関してインタビューを行った
iPad用Sidus 1.0
Sidusアプリ1.0のレイアウトが再設計され、iPadでも利用できるようになった。 iPad用アプリは、画面上のスペースを利用して、さらに細かい制御と多くの機能へのより迅速なアクセスを可能にしている。ワイヤレスDMXコントロールと多少似ており、複数のライトをすばやく制御できる。スマートフォン用のSidus Linkアプリは無料で利用できるが、iPad用のSidusアプリは9.99ドル。
Sidus Link 1.2
新しいバージョンではEffectが改善されている。 3つの主要な更新がある。
最初の新機能は、記録可能なEffect。 Sidus Linkアプリの新バージョンでは、スマートフォンで記録されたビデオを分析し、使われているライトの強度と色相データを実際のライトに送信して、その効果を再現できる。これはすべてのAputureライトと互換性があるが、もちろん、ライトのタイプによって異なる。ライトが昼光のみの場合は、強度のみに対応する。 RGBの場合は、強度と色相の両方に対応する。 例えば、火を使った画面を撮影し、そのビデオから複数のAputure AL-MCライトで再現できる。
2番目の新機能はManual Effects。 Aputureライトのすべてのエフェクトはカスタマイズ可能で、エフェクトのすべてのパラメータは変更できる。
3番目の新機能はMagic Control。これは、ピクセルマッピングまたはタイムラインコントロールを実行できる新しいコントロールパネルだ。ユーザーは複数の接続されたライトでエフェクトをマッピングできるようになる。アプリから、選択された色、強度、彩度などで目的のライトを調整するタイムラインを作成する。この機能は、複数のAputure AL-MCライトに対応する。例えば、いくつかのAL-MCライトをグループ化して、より大きなエフェクトライトとして構築することができる。
これらのアップデートは5月10日にリリース予定で、Apple App StoreおよびGoogle Playから無料で入手できる。
Sidus Bridge
昨年のNABでのインタビューでも、Sidus Bridge制御デバイスについて言及した。これにより、従来のAputureライトもSidus Linkアプリで制御できる。
Sidusブリッジは無線で制御できるすべてのAputureライト(Aputureのラインナップの約99%)に対応する。 Sidus Bridgeとリンクできない例外は、Aputure AL-MW、Aputure AL-M9などのみ。デバイスは、基本的にBluetooth信号を無線周波数に変更し、Aputureライトのすべての機能を制御できる
Sidus Bridgeは2020年7月初旬に発売予定。このインタビューの時点では、最終的な価格はまだ確定していなかったが、現在Aputureは、最終的な価格は89ドルと述べている。
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