Kondor BlueがパナソニックS1H用ケージを発表
米国のメーカー、Kondor BlueがパナソニックLUMIX S1Hケージとアクセサリーを発表した。ケージにはManfrotto 501クイックリリースプレートが付いており、カメラをケージから取り外すことができる。ケージ全体に多くの1/4-20インチと 3/8-16インチのネジ穴があり、NATOトップハンドルからS1HのREC On/Offができる。
Kondor BlueのS1Hケージ概要
Kondor Blueは、DSLR /ミラーレスカメラおよびシネマカメラ用のクセサリーの専門メーカー。1年前にBMPCC 4K / 6K用のアクセサリーやケージで参入した若い会社だ。高品質で手頃な価格の製品を提供している。
今回は同社の創設者でありCEO のLukas Colombo氏にインタビューを行った。
ケージの装着は、まずS1Hの下部にManfrotto 501スタイルのクイックリリースプレートを取り付ける。次に、カメラをケージにスライドさせ、側面のレバーでロックするだけだ。安全ピンが付いているので、ロックレバーが緩んでも外れることはない。
このクイックリリースデザインの良いところは、カメラをケージからすぐに取り外せる点。 Arca-Swissのクイックリリースにも対応して欲しいところだ。
ケージの下部には、3/8-16インチの取り付けポイントが1ヵ所と、1/4-20インチの取り付けポイントが2ヵ所あり、三脚にもすぐにマウントできる。
ケージの周囲には1/4-20インチのネジ穴があり、ケージの上部にはコールドシューマウントがある。また、ケージの左側と上側には、アクセサリーや付属の上部ハンドルを取り付けるためのNATOレールが用意されている。
トップハンドルとリグ
ケージには、NATOトップハンドルが付属している。ハンドルの上部にARRIロックピンが付いた3/8-16インチの取り付けポイントが複数個ある。ハンドルの左側と右側に、多数の1/4-20インチおよび3/8-16インチ取り付けポイントがある。また、ハンドルの前後に2つのコールドシューマウントと、ビューファインダーマウントを取り付けるための15mmロッドクランプが1つある。
このNATOハンドルの特長は、ハンドルの上にRECボタンが用意されていること。付属のLANCケーブルを接続する必要がある。
さらに、ベースリグとスタジオリグを利用できる。ベースリグには、トップハンドル付きのケージ、ユニバーサル15mm Arri / 501ベースプレートサイドローディング、および2つの8インチ長の15mmロッドが含まれている。またスタジオリグには、ベースリグの内容に加え、ロゼットアーム、グリップとクランプのバンドルのセット、およびカメラに電力を供給するCine Vマウントプレートが同梱されている。
価格と発売時期
Kondor Blue Panasonic Lumix S1Hケージとトップハンドルの価格は189ドル。ベースリグは299ドル、スタジオリグは799ドル。
現在予約注文が可能で、間もなく発売される予定。詳細については、同社のWebサイトを参照いただきたい。
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