Blackmagic Designは、2種類の新しいスイッチャー用コントロールパネルを発表した。ATEM 2 M / E Advanced Panelは、20の入力ボタンを備えた2系統のM / E列と、各M / Eに2つの独立したシステム制御LCDパネルを備えている。 ATEM 4 M / E Advanced Panelは、4系統のM / E列と、1列あたり40個の入力ボタン、および各M / Eに4つの独立したシステムコントロールLCDパネルを備えている。すべての列のすべてのボタンにカスタムラベルを付けるための24個のLCDが含まれている。
同社は2020年4月にコンパクトスイッチャーラインを更新し、ATEM Mini Proを発表した。
今回は大規模なライブ制作向けに2つの新製品を発表した。ATEM 1 M / E Advanced Panelのシリーズとなるもので、ATEM 2 M / E Advanced PanelとATEM 4 M / E Advanced Panelだ。
ATEM 2M/Eと4M/E Advanced Panel
すべてのATEM Advanced Panelは、基本的には、たとえばATEM Constellation 8Kのアクセサリで、独立したパネルにより、より操作性が向上する。 Constellation 8Kは、40個の12G-SDI入力、2個の12G-SDI出力、24個の12G-SDI AUX出力を備えたスイッチャー本体で、組み込まれたコントロールパネルやソフトウェアコントロールパネルで操作できるが、より本格的な操作のために高度なパネルが用意されている。 Advanced Panelには、スイッチャーのすべての機能をコントロールですためのボタンや、ノブ、フェーダーがある。
既存のATEM 1 M / E Advanced Panelは、10個の入力ボタンと1つのシステム制御LCD画面を備えた単一のM / E列を備えている。 1 M / Eパネルだが、より大きなスイッチャーでもすべてのM / Eを制御できる。入力ボタンは、ユーザーがカスタマイズ可能な色とボタンラベルLCDを備えている。 DVE用のジョイスティックとTバーフェーダーもある。
新しいATEM 2 M / E Advanced Panelは、20の入力ボタンを備えた2つのM / E列と、各列に2つの独立したシステム制御LCDを備えている。さらに、各列は、より大きなスイッチャーで最大4つのM / Eを制御できる。列とすべての入力ボタンの両方に、カスタムラベル用のLCDが用意されている。各列には、独立した選択バスも含まれている。この新しいモデルは、従来のATEM 2M / Eブロードキャストパネルに代わるもので、小型ながら、より多くの機能を提供する。
ATEM 4 M / E Advanced Panelは更に大きなパネルだ。 1列あたり40個の入力ボタンを備えた4つのM / E列と、各列ごとに4つの独立したシステム制御LCDを備えている。この大きなパネルには、すべての行のすべてのボタンにカスタムラベルを付けるための24個のLCDが含まれている。
YouTubeにATEM Advanced Panelのすべての新機能がアップロードされている。
パネルには、トランジションコントロール、トランジションスタイル(ミックス、ディップ、ワイプ、DVEなど)、キーヤーコントロール、フェーダーレバー、フェードトゥブラック(FTB)ボタン、ジョイスティックなどが装備されている。
価格と発売時期
現在予約注文可能。 ATEM 2 M / E Advanced Panelの価格は¥681,800 (税抜)、4 M / Eモデルの価格は¥1,968,000 (税抜)とされている。出荷時期の情報はまだ無い。
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