Meikeが、新しいFF-Prime Cineシリーズの最初のレンズとして50mm T / 2.1を発表した。 45mmのイメージサークルを持ち、フルフレームセンサーをカバーする。マウントはPL / EF / RF / E / L / Zマウントに対応する。
主な特徴
中国のレンズメーカーのMeikeは、ソニーEマウント、富士フイルムXマウント、MFT用の手頃な価格のシネマレンズを製造している。詳細については、同社の35mm T / 2.2 Cineレンズの記事を参照いただきたい。
今回発表したのは50mm T / 2.1。このレンズは、同社の新しいFF-Prime Cineシリーズで、フルフレームに対応した最初のレンズだ。この50mm T / 2.1は45mmの広いイメージサークルを備えている。このレンズはフルフレームの6K / 8K解像度をカバーするため、たとえば、パナソニックS1H、RED Komodo、キヤノンEOS R5で使用できる。
筐体はアルミニウム製で、重量は1100グラム。また、PLマウントで102.4mmと比較的長いレンズとなっている。
フォーカスリングと絞りリングに業界標準の0.8mmピッチギアがある。フォーカスリングの回転角度は330と非常に長くとられている。
Meike 50mm T / 2.1は、PL、EFおよびRFマウント、ニコンZマウント、ソニーEマウント、パナソニックLマウントなど、さまざまなレンズマウントで利用できる。現時点では、レンズマウントはユーザーが交換することはできないが、Meikeはユーザーの要求に応じて使用できるようにする予定。
レンズ構成
Meike 50mm T / 2.1 FF-Primeのレンズ構成は、8群12枚のレンズで構成されている。また絞り羽根は11枚。最短合焦距離は60cmとなっている。
レンズの外径は85mmで、これはシネマレンズの標準で、ほとんどのクランプ式マットボックスが使用できる。また、82mmのフィルタースレッドにより、フィルターをレンズに直接取り付けることができる。
価格と発売時期
Meike 50mm T / 2.1 FF-Primeは現在、959ドルで予約注文できる。 9月に出荷を開始する予定。低価格のため、現在市場で入手できる最も手頃な50mmフルフレームシネマレンズの1つとなる。詳細と予約注文は、MeikeのWebサイトでできる。
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