パナソニックLUMIX S1Hと Laowa 24mmレンズがベストマッチ
新型コロナの影響で外出ができなくなったイギリスの写真ディレクター、Ben Sherlock氏は自分の庭の見えない世界を撮影した。彼は、パナソニックLumix DC-S1Hに、Venus Optics Laowa 24mmマクロプローブレンズをマウントして使用した。
彼の名前をを憶えているかもしれないが、彼は以前にも記事で登場している。今回は彼の短いドキュメントをフォローアップした。マクロの世界だ。
昆虫の撮影
今回の撮影はカメラ本体と1本のレンズ、およびスライダーのみで行った。カメラはパナソニックLUMIX DC-S1Hで、その優れた4K 10ビット(@ 25p)モードで撮影できる。更に高いフレームレートが必要な場合h、1080p 8ビットモードで対応できる。Laowa 24mmマクロプローブはかなり暗いレンズのため、明るい太陽光下では問題ではないが、土の中に入ると撮影が難しくなる。
Venus Optics Laowa 24mm f / 14マクロプローブレンズは、かなり特殊なレンズだ(詳細はこちら)。これは、古典的なマクロ機能と24mmというかなり珍しい広い焦点距離を組み合わせたもので、非常に浅い被写界深度になる。
まとめ
今回は最小限の機材で撮影に臨んだが、素晴らしい映像を撮影できた。これを編集、色補正をし、BGMを乗せて完成させている。本当に必要なのは、良いアイデアと情熱だ。
なお撮影はすべてCinelike-Dで撮影し、ポストプロダクションではコントラストと彩度を少しだけ調整している。
通常の映像は4K 10-bitで撮影し、スローモーションショットには1080p 8-bitを使用している。ただしこのモードではノイズが増加したためスローモーションショットはできるだけ少なくしている。
多くのショットでSyrp Genie IIリニアヘッドスライダーを使用しているが、スライダーのセットアップに時間がかかるため、ハンドヘルドでも撮っている。例えばミツバチのショットがそれだが、S1HのIBISはかなり有用だった。
編集はFHDで行ったので、4K画像をトリミングし、解像度を失うことなくリフレームしている。
全体として、LUMIX S1Hのパフォーマンスは非常に満足できるものだった。4K 10ビット@ 25pモードを使用した場合、ISO 4000から5000まで非常に美しい映像が得られた。IBISは、マクロで使用しても十分効果がある。また信頼性は問題なく、メニューシステムも使いやすいものだった。
Links: Ben’s Website
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