Atomosは、Olympusとの共同開発により、 Atomos Ninja Vモニターレコーダーで、Olympus OM-D E-M1XおよびOM-D E-M1 Mark IIIのHDMIからのApple ProRes RAW記録をサポートすることを発表した。このファームウェアアップデートは、年末までに利用可能になる。
オリンパスOM-D E-M1X とOM-D E-M1 Mark IIIに対応
Atomosは、Apple ProRes RAWサポートを多くのカメラに対応し続けている。最近では、パナソニックLUMIX S1H、シグマfp、およびZ CAM E2カメラ、富士フイルムGFX100からのProRes RAW記録を可能にするため、Ninja Vのファームウェアアップデートをリリースしている。
また、ソニーα7S IIIと今回の OM-D E-M1XとOM-D E-M1 Mark IIIも含まれる。
オリンパスのカメラはどちらも、内部で最大30fpsの4K DCIおよびUHDで記録できる。カメラとレコーダーの今後のファームウェアアップデートにより、カメラのセンサー全体を可能な限り最大の解像度で、12ビットのApple ProRes RAWをNinja Vで記録できるようになる。
このAtomosファームウェアアップデートは、2020年冬に予定されている。
ProRes RAWサポート
Atomosは引き続き、Apple ProRes RAWをRAWビデオ撮影の新しい標準として推進している。 Apple Prores RAWは、以下の多くの編集ソフトウェアでサポートされている。
- Final Cut ProX。最新のFCPX 10.4.9バージョンでは、インスペクタのコントロールを使用して、ProRes RAWファイルのISO、色温度、露出を調整できるようになった。
- Adobe Premiere Pro.
- ASSIMILATE SCRATCH.
- Colorfront.
- FilmLight Baselight.
- Grass Valley Edius.
DaVinci Resolveや Avid Media ComposerはApple ProRes RAWをサポートしていない。