新たに発表されたトキナCinema Vista 40mmT1.5レンズは、既存の7本のプライムレンズラインアップを補完すると同時に、同じルックを提供する。 RED Monstro 8KVVおよび ARRI ALEXA LF Mini 4.5Kオープンゲートまでの大判センサーをカバーする。また前面直径114mmで、ARRI PL、EF、MFT、E、およびARRI LPLマウントに対応する。マウントは交換可能。価格は7,499ドル。
日本のレンズメーカートキナーは、写真や映画用にさまざまなレンズを製造している。同社はかなり手頃な価格の写真用やシネマレンズを販売しているが、プレミアムラージフォーマットのCinema Vistaラインはトキナーのフラグシップに位置する。
現在トキナーCinema Vistaには、18mm、25mm、35mm、50mm、85mm、105mm、135mmの7種類のプライムレンズがラインアップされている。これらはすべて、T1.5の開放絞り、高解像度(8K +)、大判センサー対応となっている。今回発表されたのは、トキナーCinema Vista 40mmT1.5で、このラインアップを補完する。
Cinema Vista 40mm T1.5
CinemaVista 40mm T1.5のイメージサークルは46.7mmで、RED Monstro 8KVVおよび ARRI ALEXA LF Mini4.5Kオープンゲートフォーマットを簡単にカバーする。レンズには、Alexa 65 2:1オープンゲートまでのより大きなフォーマットをカバーする領域もある。
ところで、なぜ40mmかという疑問もあるだろう。既存のCinema Vistaレンズでは、すでにすべての重要な焦点距離をカバーしている。しかし、同社によれば、多くのユーザーから40mmレンズを求められていたとのこと。トキナーが述べているように、この焦点距離は、大判シネマカメラで自然な視野を表現するのに最適なレンズと多くの人が考えている。大判センサーでは、35mmでは少し広すぎるように見える傾向がある。
このレンズは、当然、他のCinema Vistaプライムレンズと同じフォームファクターで、前面の直径は114mm、重量は約2.25kgで、シリーズの他のレンズと同様。レンズマウントは交換可能で、ARRI PL、EF、MFT、E、およびARRI LPLマウントを選択できる。
トキナーによると、Cinema Vistaプライムレンズでは、歪みと色収差は適切に制御されており、ブリージングは最小限に抑えられ、柔らかく心地よいフレアが得られ、被写体から背景へのロールオフが穏やかになる。もちろん、Vista 40mm T1.5はこれらの特性を継承しており、既存のVistaラインナップに適合する。
価格と発売時期
新しいCinema Vista 40mmT1.5レンズの価格は7,499ドル。
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