英国を拠点とするBrightTangerineは、新しいユニバーサルフィルタートレイ、Bright Tangerine ONEをリリースした。 138mmの丸型フィルターと4×5.65インチフィルターをしっかりと保持し、回転できる。
マットボックスで、特にサーキュラーPLフィルターを使用する場合は、少し面倒だ。 ONEフィルタートレイは、このようなフィルターを使用する際、使いやすいように設計されている。特殊なギア付きフィルターやその他の専用機器を必要とせず、業界標準の138mmラウンドフィルターを使用できる。
なお、MisfitKickMatte Box、Rota Pola Diopter Filter Tray、EVF MountPrototypeについての記事はこちら(英語)。
ONEフィルターを使用すると、フィルターのスムーズな回転が可能になる。バネによる駆動システムにより、滑ることなく確実に接触し、手やモーターでフィルターを回転させることができる。ギアは標準の0.8ピッチを使用しており、一般のフォーカスモーターで使用できる。
Bright Tangerine ONEの概要
Bright Tangerine ONEフィルタートレイにはユニットの前に4×5.65インチのスロットがある。これにより、サーキュラーPLの前に別のPLフィルターを置いて、カスタムの可変NDを形成できる。また、ディフューザーを追加することもできる。すべてが1つのスリムなパッケージに収められており、他に追加する必要がない。MisfitKickと組み合わせる場合は、ロッドがまったくない、純粋なクランプオンシステムでも機能する。
さらに、ONEを使用して、最大+2の視度調整ができる。レンズが多いため、フロントトレイは使用できなくなるが、視度が+3/4以下であれば使用できる。
丸型フィルターを取り付けるには、つまみネジを使用してONEトレイを物理的に開く。これにより、フィルターが脱落するリスクなしにしっかりと保持される。 4×5.65インチのトレイは、従来のバネのクランプを使用して、フィルターを所定の位置にしっかりと保持する。
Misfit KickとARRI LMB
ONEトレイは、Misfit Kickマットボックスシステムだけでなく、現在販売されている互換性のあるシステム、たとえば人気のあるARRI LMB(軽量マットボックス)ラインアップにも適合する。
ONEは業界標準の0.8ピッチのギアを使用している。コンパクトで軽量ながら、フィルタートレイを可能な限り用途で使えるように設計されている。
フィルターの互換性
Bright Tangerineは、互換性のあるフィルター、138mmの丸型フィルター、および4×5.65インチのフィルターの膨大なデータベースを提供している。詳細については、同社のサイトを確認いただきたい。
Bright Tangerine ONEは現在入手可能で、379ドルで販売されている。