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LectrosonicsがDCR822デュアルチャンネルワイヤレスレシーバーを発表

LectrosonicsがDCR822デュアルチャンネルワイヤレスレシーバーを発表

Lectrosonicsは、デュアルチャネルポータブルデジタルワイヤレスレシーバー、DCR822を発表した。従来のUCR411aハイブリッドレシーバーの後継として、DCR822は完全にデジタル化され、同じサイズながら更に多くの機能を備えている。

同サイズで多機能

Lectrosonics DCR822は、有名なUCR411aレシーバーの後継となる。同サイズ、同マウントで、新製品のDCR822はすべてのD2、DCH、M2およびデジタルハイブリッド送信機と互換性がある。

Lectrosonics DCR822は、デュアルチャネルポータブルデジタルワイヤレスマイクレシーバーで、最大4チャンネルの2つのワイヤレス送信機から音声を受信できる。 DCR822には、470.100MHzから614.375MHzまでカバーする連続調整可能なトラッキングフィルターが装備されている。

Lectrosonics DCR822 front view. Source:Lectrosonics

DCR822は、内部の単三電池または外部電源から電力を供給できる。マイクロSDカードスロットがあり、これは最大4トラックの内部オーディオ録音ができる他、ファームウェアのアップデート時にも使用する。 TA3Mコネクタを介してアナログまたはAES-3オーディオ信号を出力できる。

新機能

DCR822の新機能として、送信機を同期するためのIRポートが付属した。さらに、OLEDディスプレイは、UCR411aのLCDディスプレイよりもはるかに明るく、読みやすくなっている。

DCR822はダイバーシティレシーバーで、同社のVector Diversityテクノロジーは、チャネルごとに2つのレシーバーユニットを使用する。さらに、受信機は干渉によって損傷した2つの無線信号を受け取り、それらを使用可能な信号に再構成できる。 DCR822には周波数ダイバーシティモードもあり、1つのワイヤレス信号に2つの周波数を同時に使用するため、一方の周波数が干渉した場合でも、受信機はもう一方の周波数に切り替わる。

Lectrosonics DCR822 Back panel. Source: B&H

Lectrosonics DCR822には、スマートノイズリダクションも組み込まれている。デフォルトではオフになっているが、さまざまなノイズリダクション要件に応じて、通常レベルまたはフルレベルに切り替えることができる。

DCR822は、2020年の第4四半期から、B&HなどのLectrosonics認定UHFディーラーから入手できるようになる。価格は4,740ドル。

同社のサイトはこちら

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