AppleはiPhone12シリーズをリリースしたが、新しいカメラ機能で、10ビットのドルビービジョンHDRを搭載した。FiLMiCProは最新バージョンv6.12.7で、10ビットのドルビービジョンHDRを統合した。
これにより、スマートフォンでのビデオ撮影の品質が向上する。一昔前まで、スマートフォンのカメラは、低品質な映像しか取れなかったが、今や画質とスピードに置いても劇的な進化を遂げている。
FiLMiC Pro Dolby Vision
アプリでAppleの新しいDolby Vision機能を有効にするには、[設定]-> [解像度]メニューからアクセスできる。このメニューの最後までスクロールすると、ドルビービジョン機能をオンにすることができる。
レコーディングでドルビービジョンをアクティブ化する場合、考慮すべきいくつかのことがある。
- ドルビービジョンHDRの録画は魅力的に聞こえるかもしれないが、もちろん、コンテンツを適切に視聴するには互換性のある画面が必要となる。
- 機能をオンにすると、録画は自動的に1080pで60 fps、4Kで30fpsに制限される。
- ドルビービジョンHDRでの記録は、はるかに多くの計算能力を必要とし、SDRを記録するよりも速くバッテリーを消耗する。したがって、より拡張された記録にはSDRを使用することをお勧めする。
- ユーザーがFiLMiCProアプリ内から購入できる「シネマトグラファーキット」は、ドルビービジョンとは連携しない。
2020年10月13日のAppleiPhone 12基調講演以来、ドルビービジョンのアクティブ化は、高度なプロフェッショナル機能を備えたFiLMiCProのユーザーにとっては想定内だっただろう。
プレミアムオーディオオプション、ビットレートとアスペクト比のコントロール、ゼブラ、ヒストグラム、偽色、フレームレート設定、フラット/ログ、クリーンなHDMI出力など、FiLMiC Proは、このアップデート以前から、すでに強力なツールだった。 新しいiPhone12シリーズの機能に適応して、さらに機能が向上している。願わくば、iPhoneのDoubleTakeアプリで、マルチカメラのサポートを最大4台にして欲しい。
FiLMiC Pro Apps
世界中の多くのユーザーが、iPhone でFiLMiC Proを使用してビデオ撮影している。 2017年以降、FiLMiC Inc.は、iPhone、iPad、およびAppleWatch用のアプリを発表している。 FiLMiC Proにはビデオカメラの他に、現在App Storeに3つのアプリがある。これはFiLMiC Remote($ 2,99: iPhone12用にv3.2.2にアップデートされ、韓国語とロシア語を追加)、DoubleTake by FiLMiCPro(無料:iPhone内での同期マルチカメラ録画が可能)、およびFiLMiC Firstlight – Photo App($799:アナログのような写真)だ。
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