アクセサリーメーカーのKondor Blueは、キヤノンEOSC70ケージとそのアクセサリーを発売した。このケージは、トッププレート、ボトムプレート、サイドプレートの3つのプレートから構成されており、ニーズに合わせて個別に購入し取り付けることができる。
キヤノンEOSC70は、2020年9月に発表され、ZacutoとVocasなどのメーカーがケージやアクセサリーを発売しているが、今回Kondor Blueが加わった。
トッププレート
Kondor Blueのケージは、トッププレート、サイドプレート、ボトムプレートの3つの主要部分で構成されている。
トッププレートは2本のネジでカメラに取り付ける。1つはカメラのホットシューの1/4 “-20で、もう1つはカメラの左側にあるねじを利用する。センサー位置マーカーはトッププレートの側面にも記されている。
他のプレートも含め、トッププレートもアルミニウムでできており、カメラのボタンと干渉することはない。次のような機能を備えている。
- 2つのNATOレールとトップハンドル。
- 2つのコールドシューマウント。
- 天板の上面、背面、側面に多くの1/4″ -20取り付けポイント。また、2つの3/8″ -16ARRIスタイルの取り付けポイント。
- 水準器。シネマカメラにもDSLRやミラーレスカメラのようなインジケーターが望まれる。
- プレートの下部に磁石で固定されるツール。
Kondor Blueのトッププレートは、EOS C70用では良くできたデザインの1つだ。 ただZacutoやVocasのものと比較すると、多少制限もある。
サイドプレート
サイドプレートは、カメラの左側に1/4 “-20取り付けネジで取り付ける。すべてのエッジが丸く加工されているため、キヤノンのグリップストラップやハンドグリップが快適に使用できる。
Kondor Blueサイドプレートには、13個の1/4 “-20と2個の3/8” -16ARRIスタイルの取り付けポイントがある。
ボトムプレート
ボトムプレートは2本の1/4″ -20ネジを介してEOS C70に取り付ける。多くの1/4 “-20取り付けポイントがあり、同社によれば、耐久性を高めるためにヘリコイル鋼で作られている。六角レンチが磁石で固定されている。
底板には着脱できるHDMI保護クランプも付いている。
プレートの前に4つのM4スレッドがあり、これはKondor Blueのレンズサポートと互換性がある。ボトムプレートは同社のブリッジプレートとも互換性があり、15mmのロッド高さが可能。
価格と発売時期
The Kondor Blue top plate for the Canon EOS C70 retails for $125.00, the bottom plate for $70.00, and the side plate for $55.00.
EOSC70用KondorBlueトッププレートは125ドル、ボトムプレートは70ドル、サイドプレートは55ドルで販売されている。
3つのコンポーネント、Rec On/Off ができるKondor Blueトップハンドル、RFシネキャップ、LWS ARRIブリッジプレート、2つの12インチ15mmロッドがセットになったベースリグキットは450ドル。
すべての製品は現在、Kondor BlueのWebサイトで予約注文が可能で、2021年3月下旬に出荷を開始する予定。