Atomosは、NinjaVがソニーFX3の16ビットRAW出力を、最大4K/60Pで記録すると発表した。 NinjaVは今年後半に、ファームウェアアップデートで対応できるようになる。
Atomosは、ProRes RAW危篤する対象のカメラを着実に増やしている。数日前にもソニーのα1に対応することを発表したばかりだ。
FX3は、ソニーの「ソニーシネマライン」に追加された最新機種だ。(レビューはこちら) FX3は新しいカメラだが、NinjaVでのProResRAW外部記録がすでに可能な7SIIIと多くの類似点がある。
NinjaVでのProRes RAW記録
Ninja VでFX3からの16ビットRAWを記録できるようになるが、FX3にはファインダーが内蔵されていないため、Ninja Vはモニタリングツールの上でも非常に有用なモニターとなる。
編集ソフトウェアがFinalCutProのようにProRes RAWをサポートしている場合は、ホワイトバランスやISO、あるいは露出オフセットなどをポストプロダクションで調整できる。
ProRes RAWは、Adobe PremierePro、 Avid Media Composer、ASSIMILATE SCRATCH、Colorfront、FilmLight Baselight、Grass Valley Ediusなどの編集アプリでサポートされているが、FCPXほど機能が充実しているわけではない。
Atomosによると、Ninja Vで記録されたRAW映像は、NinjaVからSumo19やNEONプロダクションモニターにビデオ信号を出力し、ディレクター、クライアント、フォーカスプラーなどにHDR映像を配信できるとしている。
価格と発売時期
現時点では、今年後半に利用可能になるということ以外情報はない。なお、すべてのNinjaVユーザーは無料でアップデートできる。