RØDEは2020年11月にスマートフォンコンテンツクリエーター向けの一連のキットを発表した。これらのキットには、いわゆるVideoMic Me-L(Apple lightning)やVideoMic Me-C(USB-C – Android用)コンパクトマイクが含まれていた。VideoMic Me(3.5mmジャック)とVideoMic Me-Lはすでに個別に入手できるが、Android USB-Cバージョンもスタンドアローンデバイスとして入手できるようになった。
スマートフォンでビデオ撮影をする場合は、この小さなマイクが有用だ。 USB-C経由で接続するため、すべてのアンドロイドスマートフォンに対応できる。プラグを差し込むだけで、スマートフォンの内蔵マイクよりもはるかに高音質のオーディオを録音できる。
VideoMic Meは指向性マイクのため、目的の音声のみを拾い、後ろや横からのノイズを防ぐ。
スマートフォンビデオの性能が年々進化し、本格的なカメラに勝るとも劣らない画質で撮影できるようになった。しかしオーディオは、まだまだ改善の余地が残されている。
そこで、RØDEVideoMic Me-Cは最適なソリューションの一つになる。ウインドシールドを装着することもできる。これでビデオに劣らないオーディオクオリティが確保できる。
RØDE VideoMic Me-C
キットが必要ない場合や、すでに小さな三脚がある場合、スタンドアロンのRØDE VideoMic Me-Cが用意されている。Apple iPhone用ではすでに発売されているVideoMic MeやVideoMic Me-Lと同様に、Cバージョンも個別に購入できるようになった。
マイク本体のみ購入できることにより、リグ構築の柔軟性が高まる。また、VideoMic Me-Cは3.5mmヘッドフォン出力を備えており、ヘッドフォンを接続してモニターも可能だ。 またUSB-Cはどちら向きにも差し込めるため、マイクをスマートフォンの背面カメラとセルフカメラの両方で使用できる。(USB-C搭載のApple iPadでも使用できる)。マイクを180度回転させ、もう一度接続するだけで良い。
価格と発売時期
VideoMic Me-Cの価格は79ドル。ジャマーと、スマートフォンに挟むためのプラスチック製のクリップが付属している。
また無料の「RØDE Reporter」アプリも用意されており、Apple AppStoreやGoogle PlayStoreからダウンロードできる。