LitepanelsはGemini1×1Hardを発売した。これは、新しいRGBWW LEDパネルで、ビーム角46°、3mで最大3,000ルクスの昼光色を出力できる。 2,700〜10,000Kの出力は、高いCRI / TLCI 98を備えている。1600万色以上の完全なRGB制御、300のゲル、および11のカスタマイズ可能な特殊効果も備えている。ライトには超軽量のドーム型ディフューザーが付属しており、価格は2,250ドルとなっている。
1×1 ‘のサイズは、高出力とコンパクトなサイズを兼ね備えているため、最近非常に人気がある。 Litepanels(AstraやGeminなどの1×1および2×1ライトを製造するVitec Group翼下のブランド)とは別に、最近Rotolight Titan X1が発売されている。(レビューはこちら)。Litepanels Geminiでは、2019年4月にGemini1×1ソフトライトが発表された。2年以上経った今、同社は新しいGemini1×1HARD LED照明を発表した。
Litepanels Gemini 1×1 Hard RGBWW LEDパネル
新しいパネルに関してLitepanelsは明るさと正確さにおいて自信を持っている。同社によれば、新しい1×1 Hardはこれまでで最も明るい1×1LEDライトだ。46°のビーム角で、3mの距離で3,000ルクスを出力することができる。 GeminiシリーズのすべてのLEDパネルと同様に、新しいライトは、正確なフルスペクトルの白色光、フルRGB出力、およびさまざまな内蔵エフェクトを生成する。
個々のLED(赤、緑、青、タングステン、および昼光)には、出力を前方に集中させるためのレンズがあるため、より高い出力が可能となっている。 Litepanelsによると、LEDを分離することで放熱も促進され、高出力を長期間維持できる。0.1〜100%で調光でき、フレームレートやシャッター角度に関係なく常にちらつきがない。
Litepanelsによると、Gemini1×1Hardの最大消費電力は200Wだが、200W HMIよりも20%明るい出力を生成する。白色光の出力は、2,700Kから10,000Kの間で使用でき、CRIとTLCIは98と高い。また、このパネルは、HSI(色相、彩度、強度)制御とプラス/マイナス緑色補正を備えた1,600万色以上のフルRGB制御も提供する 。 更に300のジェルと11個の特殊効果も選択することができる。
パネルの重量は、ヨークと電源を含めて6kg。超軽量のドーム型ディフューザーが、標準で付属する。1×1 Hardは本体でのコントロールに加え、DMX、RDM、ワイヤレスDMX、Bluetoothなどのコントロールも可能。100-240V ACケーブルまたはDC13-33V入力で電力を供給する。 Litepanelsは、Vマウント、ゴールドマウント、またはゴールドマウント+インターフェイスを備えたライト用のシングルまたはデュアルバッテリープレートを用意している。なおバッテリー電源でも100%の出力が可能となっている。
価格と発売時期
Litepanels Gemini1×1ハードライトは現在2,250ドルで入手できる。