マンフロットは、ジンバルの新しいラインナップとして、マンフロット300XMを発表した。このジンバルはモジュラーデザインを採用しており、ハンドルやリアハンドルがなくても使用できるので、ジンバルをブームの先端に直接取り付けたり、三脚/スライダーに取り付けてリモートヘッドとして使用することができる。
イタリアのメーカーであるマンフロットは、昨年ジンバルの最初のラインナップを発表し、カメラアクセサリー市場の新しいセグメントに参入した。マンフロットのMVG220と460は、まずまずの機能を備えているが、その機能とデザインは画期的なものではなかった。
そこで、マンフロットは、カメラスタビライザーの新しいアプローチとして、モジュラーデザインを採用することを決定し、300XMジンバルを発表した。
300XMの特徴
マンフロットによると、新しい300XMジンバルは、”ユーザーがニーズに合わせて最適な構成を作ることができる、初めてのモジュール式スタビライザー “と謳っている。実際、300XMジンバルは4つの主要コンポーネントで構成されている。
- The gimbal head with all the motors and a battery.
- A removable handle that features a built-in battery.
- The rear handle.
- A mini tripod.
まず、ジンバルヘッドから見ていこう。
ジンバルヘッドの電源は、ヘッドの底部にある取り外し可能な1つ目のバッテリーを介して供給される。マンフロットは、このバッテリーでジンバルヘッドを最大10時間駆動できるとしている。もちろん、この設計は、雲台を使用する場合、バッテリー交換を必要としないことを意味している。
300XMの最大積載量は3.3kg。また、同社によると、ソフトウェアとハードウェアをアップグレードし、モーションプリセットや操作感度の向上により、よりスムーズで優れた結果が得られるようになったと述べている。
すべての軸にロック機能を搭載し、バランス調整や持ち運びが容易になった。また、チルトアームを延長できるようになったので、より大きなカメラのバランスをとることができる。
300XMジンバル雲台の上には、マンフロットの501PLクイックリリースプレートがある。垂直方向のコンテンツを撮影したい場合は、垂直軸に別の取り付けプレートもある。また、2つのUSB-Cポートがあり、カメラの電源/制御や、ハンドルを介したマンフロットのフォローフォーカスが可能だ。
ジンバル雲台の底面には、バッテリーを充電するためのUSB-Cポートがある。さらに、ハンドルを取り付けたり、300XMを三脚/スライダー/ブームに取り付けたりするためのマンフロット501PLプレートが内蔵されている。マンフロットの501PLクイックリリースプレートを使用しない場合は、3/8″16の取り付けポイントも用意されている。
取り外し可能なハンドル
次に、内蔵バッテリー、LCDタッチスクリーン、ジョイスティック、多機能ホイールを備えた取り外し可能なハンドルがある。このハンドルは、もちろんジンバルヘッドに取り付けることができるので、片手持ちジンバルとして使用することができる。しかし、ジンバルに取り付けて使わなければ、無駄になるわけではない。
実際、ハンドルはジンバルヘッドとワイヤレスで通信しており、アプリの有無にかかわらず、ジンバルヘッドの機能をコントロールすることができる。例えば、マルチファンクションノブを使って、マークポイントを設定したり、軸の動きを操作したり、ワイヤレスでフォーカスプルをしたりすることができる。
リアハンドルとミニ三脚
最後に、マンフロット300XMには、取り外し可能なリアハンドルとミニ三脚が付属している。リアハンドルは、ジンバルとの第二の接点を与え、映像の安定性を高めるため、アンダーハングモードで使用できる
価格と発売時期
300XMは669ドルで発売中で、キャリングバッグが付属する。
詳細については、こちらのマンフロットのウェブサイトをご覧いただきたい。