Yongnuoは、ソニーEマウントのフルフレームカメラに対応した手頃な50mmレンズ「Yongnuo YN 50mm F/1.8S DF DSM」を発表した。本レンズは、2つのファンクションボタンを搭載した小型軽量のレンズで、すでに発売されている35mmと85mmの「DF DSM」に加えて、新たに発売された。
中国のメーカーYongnuoは、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラ用の手頃な価格のレンズを製造しているが、AndroidベースのMFTカメラ「YN455」はまだ発売されていない。
昨年、同社はソニーEマウントカメラ用の50mm F/1.8 DA DSMレンズを発売したが、このレンズはAPS-Cセンサーしかカバーしていなかった。今回、Yongnuoはフルフレームセンサーをカバーする「YN 50mm F/1.8S DF DSM」を発表した。
主な特徴
「YN 50mm F/1.8S DF DSM」(ソニーAPS-Cミラーレスカメラでは75mm相当)は、すべてのソニーEマウントカメラに対応している。さらに、その名の通り「デジタルステッピングモーター」を搭載し、高速かつ静粛なフォーカシング性能を実現したオートフォーカスレンズだ。
YN 50mm F/1.8S DF DSMには、AF/MFモードスイッチも搭載されている。また、395gと軽量な本レンズには、鏡筒近くに2つのユーザーボタンを搭載している。これらのボタンは、フォーカスホールドなどの機能を素早くオン/オフしたり、記録を開始したりする際に便利だ。
レンズマウントには、将来のファームウェアアップデートのためのUSB Type-Cポートがある。
レンズ構成
Yongnuo YN 50mm F/1.8S DF DSMのレンズ構成は、8群11枚で、「6つの特殊光学素子」を採用している。絞りの羽根は丸みを帯びた9枚で、滑らかなボケ味を実現している。
最短撮影距離は45cm、フロントフィルター径は58mm。
価格と発売時期
YN 50mm F/1.8S DF DSMの発売日はまだ明らかになっていないが、小売価格は300ドルあるいは350ドル程度になると思われる。このレンズには保護ケースが付属する。
詳細については、こちらのYongnuoのウェブサイトをご覧いただきたい。