DigitalFotoは、シングルハンドルジンバル用のサポートベスト「DigitalFoto THANOS-SE」を発表した。このサポートシステムは、最大積載量が8kgで、市販されているすべてのジンバルに対応しており、Z軸の動きをスムーズにしながら、長時間スタビライザーを使用して撮影することができる。
中国のメーカーであるDigitalFotoは、THANOS-PRO IIや「通常の」THANOSサポートベストなど、かなり以前からジンバルサポートアクセサリーを発売している。この新しいアップグレードされたシングルハンドルジンバル用のDigitalFoto THANOS-SEベストは、従来のものよりも若干重くなっているが、より大きな積載重量に対応している。
主な特徴
DigitalFoto THANOS-SEは、サポートベストとスプリングデュアルアームの2つの主要コンポーネントで構成されている。サポートベストは、オペレーターの体格や体重に関わらず、様々な形態に対応できるように、いたるところにベルクロやバックルが付いている。
ベストの前面には、レールがある。スプリングデュアルアームはこのベストのレールに取り付けられ、クイックリリースデザインによってアームの高さを素早く簡単に調整することができる。
デュアルスプリングアームには、片手で操作できるジンバルが取り付けられる。アームには最大8kgの機材を搭載できる。2つのテンション調整ノブを備えており、機材の重量に応じてアームの「抵抗」を調整できる。
デュアルスプリングアームの先端にあるジンバルのアタッチメントリングには、2つの調整ノブがあり、ジンバルの位置や回転を好みの状態に設定できる。
DigitalFotoのTHANOS-SEマウントクランプは、ハンドルの直径が40~46mmのジンバルに対応している。例えば、DJI Ronin RS2/RSC2やZhiyun Crane 2S/3Sなどがネイティブに対応している。さらに、使用しているジンバルのハンドルの直径が大きすぎたり小さすぎる場合、THANOS-SEには1/4″20の取り付け部を持つアダプターが付属している。従って、使用しているスタビライザーをTHANOS-SEに装着するためのソリューションが必ず見つかるはずだ。
価格と発売時期
DigitalFoto THANOS-SEは、現在645ドルで予約を受け付けており、12月末に出荷を開始する予定。
詳細については、こちらのDigitalFotoのウェブサイトをご覧いただきたい。