YC Onionは、Energy Tube RGB LEDライトの新しいプロバージョンをリリースした Energy Tube Proは、2ft/60cmと4ft/120cmの2つの長さが用意されている。どちらも取り外し可能なバッテリーを搭載しており、壁コンセントに接続することで無制限に点灯させることができる。また、他の最新のLED照明器具と同様に、モバイルデバイスのアプリでコントロールすることができる。
中国のメーカーYC Onionは、CHOCOLATE SEやCHIPSスライダーのような手頃な価格のカメラスライダーを製造していることで主に知られている。しかし、同社は最近、ケージ、テレプロンプター、2020年10月にリリースされたEnergy TubeのようなLEDライトなど、他のカメラアクセサリーの製造も開始した。
今回YC OnionはEnergy Tubeの改良を行い、より長く、より多くの機能を備えたProバージョンをリリースした。
特徴
YC ONION Energy Tube Proは、2ft/60cm(20W)、4ft/120cm(40W)のRGB LEDチューブライト。2ftバージョンは676g、4ftバージョンは1.2kgとなっている。
YC Onionによると、どちらのライトも3200Kから6200Kまで対応し、CRIは98以上。3200K/1mの場合、2ftバージョンは385lux、それ以上のバージョンは1213luxの出力が可能だとしている。
他のLEDチューブライトと同様に、 Energy Tube Pro は、パトカー、稲妻、RGBサイクルなど、15の特殊効果を備えている。
電源と入出力
YC Onion Energy Tube Proのいいところは、バッテリーが取り外し可能なところだ。100%の明るさの場合、2ftのバージョンで60-90分の駆動が期待できる。4ftバージョンはフルパワーで90-120分使用できる。また、チューブライトの先端を付属のパワーブリックに差し込めば、駆動時間は無制限となる。
電源入力の上に、3ピンのミニXLR DMX入力と出力ポートがある。
コントロールとマウント
Energy Tube Proをコントロールするために、器具の背面に小さな有機ELスクリーン、ファンクションダイヤル、モードボタン、電源ボタンが配置されている。
さらに、iOS/Androidモバイルデバイスは、YC Onionアプリを介して照明を制御することもできる。Energy Tube Proを複数台持っている場合は、アプリ内で複数の照明をペアリングし、マスター/スレーブモードで複雑なシーン/シナリオを作成することができる。
最後に、YC Onion Energy Tube Proのマウントオプションについて説明する。LEDチューブの背面には2つのマグネットが内蔵されているので、対応する表面に貼り付けることができる。また、このライトには取り外し可能なハンドルが付属している。
オプションでマウントブラケットとライトグリッドを自分で用意することができる。バッグが付属しているのはいいのだが、「Pro」ライトは、少なくともマウントブラケットを付属させるべきであり、特に1/4″-20や3/8″-16マウントポイントが組み込まれていない場合はそうすべきだ。
価格と発売時期
YC Onion Energy Tube Pro は、現在発売中。2ftバージョンは199.00ドル、4ftバージョンは369.00ドルで販売されている。
マウントブラケットやライトグリッドの価格はまだ決まっていない。
詳しくは、YC Onionのホームページをご覧いただきたい。