マンフロットは、128GBと256GBのカードに対応したCFexpress Type-Bカードリーダーを発表した。このリーダーは、USB 3.2 Type-Cインターフェースを搭載し、高速なメディアのオフロードを実現する。また、アルミニウム製のため、メモリーカードケースとしても使用できる。このリーダーは、現在54.99ドルで販売されている。
高速なCFexpress Type-Bカードは、最近のカメラメーカーに広く採用されている規格だ。カメラサポート用品のマンフロットは、2020年から自社ブランドのCFexpress Type-Bカードを発売している。
カードは2種類あり、それぞれ1540MB/sと1730MB/sの読み出しと書き込み速度を実現しているが、今回、新たなCFexpress Type-Bカードリーダーの新製品が発売された。
マンフロットCFexpress Type-Bカードリーダーの概要
Manfrotto CFexpress Type-Bは、10Gb/sのUSB 3.2 Type-Cインターフェースを備えており、フィールドでの高速なメディアオフロードを保証する。これは大容量の高解像度RAW静止画や8K動画を素早くダウンロードするために不可欠な機能だ。
さらに、本機はプラグアンドプレイ設計となっており、ドライバーのインストールや電源供給が不要だ。
デザイン
この「新しい」マンフロットのカードリーダーは、すでに発売されているDelkin Devicesのモデルのリブランディングの可能性が高い。実際、両者は全く同じデザインだ。
このリーダーは、陽極酸化アルミ構造を採用しており、頑丈で耐久性があり、全体的にコンパクトだ。また、本体にはヒートシンク(放熱板)を装備しており、オーバーヒートを防ぐ。
また、上部のラバーキャップを閉めれば、CFエクスプレスカードを安全に収納することができる。
価格と発売時期
このマンフロットCFexpress Type-Bカードリーダーは、現在、マンフロットのホームページから購入することができる。価格はDelkin Devicesのモデルと同じ54.99ドル。USB-C to USB-Aケーブルの他に、USB-Cのみのケーブルも同梱されている。