Kinefinity MAVO Edge 6Kインタビュー
Kinefinity MAVO Edge 6Kは、上位機種のMAVO Edge 8Kと同じボディと機能性を共有している。これら2つのカメラのほぼ唯一の違いは、センサー解像度だ。両カメラとも、今年後半の無償ファームウェアアップデートで非圧縮のCinemaDNG raw記録が可能になる予定。また、Kinefinityは米国カリフォルニアで公式サポートとサービスを開始した。MAVO Edge 6Kは、9,999ドルで発売中。
ほぼ1ヶ月前、Kinefinity MAVO Edge 6Kカメラは、より高解像度のモデルMAVO Edge 8Kを補完するために導入された。(レビューはこちら)。ラスベガスのNABで、MAVO Edge 6KについてDPのSarah Reddy氏にインタビューを行った。
米国での販売を開始
Kinefinityは昨年10月に正式に米国での販売を開始し、カリフォルニア州バーバンクでフルサービスと店舗サポートを提供する。B&Hのようなリセラーから購入したカメラに対しても、Kinefinityはフルサポートとサービスを提供する予定だ。
アクセサリーに関しては、KinefinityはMovcamと提携し、カメラ用のベースプレートを備えた独自のケージを用意している。また、すでにケージを設計しているメーカーとしては、Tiltaがある。
ハイライトストップ機能は、シャドウ部のディテールを犠牲にすることなく、ハイライト部のディテールをより多く保存するためにハイライトを調整することができる。
2022年6月に登場する内部RAWビデオ記録
現在、このカメラはProRes 4444 XQまでの異なるフォーマットのProResを撮影することができるが、巨大なファイルサイズになる。しかし、6月にKinefinityは、MAVO Edge 6Kと8Kの両方にCinemaDNG非圧縮RAWビデオ記録を可能とするファームウェアアップデートをリリースする予定だ。
アップデートは無償で、まず6K版に対して行われる予定。ちなみにcDNGは容量も大量に消費する。今年、ファームウェアのアップデートで登場するもう一つの新機能は、ACESワークフローだ。
価格と発売時期
Kinefinity MAVO Edge 6Kは9,999ドルで発売中。またより高解像度のMAVO Edge 8Kは11,999ドルで販売されている。本体と機能がほぼ同じにすることにより、価格差を最低限に抑えている。両者の大きな違いは、最終的にはイメージセンサーだけで、価格差は2,000ドルとなっている。
Disclaimer: This article and the video were made in cooperation with Kinefinity.
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