Z CAM E2-F6 Pro フルサイズカメラ – ファーストルック
ZCAMはE2ラインアップの新しいフルフレームシネマカメラ:Z CAM E2-F6 Proを発表した。この新バージョンは、非Proバージョンと同じイメージセンサーと記録フレームレートを持つ。5″タッチスクリーンモニターを標準装備し、12G-SDI出力ポート、Genlockポート、タイムコードサポートを備えている。
新しいカメラが発表されたとき、それを実際に見て、メーカーと話をするのはいつも素晴らしいことだ。そこで、ZOLAR LEDパネルの発表とともに、Kinson Loo氏にZ CAMの最新のシネマカメラ: E2-F6 Proについて話を伺った。
Z CAM E2-F6 Pro – 何が新しくなったのか?
新しい E2-F6 Proバージョンは何が違うのだろうか?
もしより多くのフレームレート/解像度を求めているなら、カメラ内部のソニーセンサーは前モデルと同じなので、がっかりするかもしれない。しかし、Z CAMは色彩学とカラーパイプラインを改善した。
改良点のほとんどは、どちらかというとカメラのユーザーエクスペリエンス、操作性、使いやすさにあると言える。Z CAM E2-F6 Proで最初に目につくのは、カメラ上部の5″タッチスクリーンモニターだ。このモニターでカメラを操作することができ、今回、カメラに標準搭載された。
また、 E2-F6 ProはZ CAMのカメラとして初めてSDI出力端子を搭載している。しかも、そのSDI出力は12G-SDI端子だ。さらに、ゲンロックとタイムコードの出力ポートも新たに搭載された。
記録メディアに関しては、 E2-F6 Proは内部でProRes 422の様々なフレーバーでCFast 2.0カードに記録することができる。また、内部ではZRAWで、外部ではProRes RAWで記録することができる。Kinson氏は、近日中にアクセサリーが登場すると話しているが、まだ詳しいことは分かっていない。
E2-F6 Proは、キヤノンEFレンズのマウントを交換できるのが特徴。さらに、レンズマウントをオプションのM/MFT/PLマウントに交換することができる。
価格と発売時期
Z CAM E2-F6 Proは、今年末までに3.999ドルで発売される予定。直接の比較として、 E2-F6は2.999ドル。
詳細については、こちらのZ CAMのウェブサイトをご覧いただきたい。