Light Widowは、FRS-Lightフィルターリーディングマットボックスシステムを発表した。このアクセサリーは、挿入されたフィルターの種類と位置を自動的に検出し、マットボックスの側面にある専用のディスプレイでその情報を表示する。
これにより、カメラオペレーターやアシスタントの仕事を効率化することができる。これは、マットボックスの側面に通常付いている旧式のベルクロフィルタータグの代わりに、より現代的なディスプレイと置き換えることで実現されている。
3月に同社は、概要を公開した(以下のビデオ)。さらに今回、同社はInstagramのフィードにティーザー動画を投稿し、製品の一般公開の準備がほぼ整ったことを示唆している。
Light Widow FRS-Light Filter Reading Matte Box: 特徴
Light Widow FRS-Lightは、アルミニウム/カーボンファイバー構造、3つの4×5.65″フィルタースロット、取り外し可能なトップフラッグ、複数のバッククランプ直径オプション、15mmと19mmロッドのサポートを特徴とする。
マットボックスのフレームの側面には、統合された電子ペーパーディスプレイシステムがカメラオペレーターやACにステータスを知らせる。マットボックスにフィルターが挿入されると、その種類と位置が自動的に検出され、スクリーンに表示される。これは、カメラIDやフレームレートなどのカスタム情報を表すこともできる。
自動検出は、各フィルターの端にRFIDステッカータグを貼ることで可能となる。FRS-Light Basic Kitには25個のRFIDタグがセットになっており、さらに各タグがスマートフォンのアプリを介してプログラム可能で、カスタム情報を表示できる。
しかし、それだけではない。フィルター情報は、タイムコードとともにSDカードに保存され、ポストプロダクションに送られる。さらに、カメラで生成されたビデオファイルに直接フィルター情報を保存できるよう、努力していることを表明している。
価格と発売時期
同社のソーシャルメディアにおける最近の発言によると、同社のフィルター読み取り用マットボックス「FRS-Light」の第一次受注は12月に開始される予定。基本キット(マットボックス、バックプレート、トップフラッグ、25個のRFIDタグ、ハードケース)は、約2,750ドルで販売される予定だ。
詳しくは、こちらの同社のホームページをご覧ください。