CAME-TVは、モーター駆動のPower Dollyに直線と曲線のレールを追加したキットを発売した。レールとPower Dollyは2つのコンパクトなケースに入っており、平らな場所での再現性の高いドリーショットを簡単に作成することができる。
CAME-TVのPower Dollyについては、2022年9月に初めてレポートした。Power Dollyはいくつかの部品から構成されている。まず、カメラの三脚に取り付ける折りたたみ式のドリーがある。そして、ドリーの車輪の1つにモーターが接続され、マイクロVマウントバッテリーで駆動する。そして、2.4GHzワイヤレスリモコンでパワードリーをコントロールする。
CAME-TVは、直線と曲線のレールを含む3種類のPower Dollyキットを発売したので、オールインワンの電動ドーリーソリューションとなる。
CAME-TV パワードリーキット
ドーリーレールもセットに含まれており、3つのキットとも、1mのストレートレールが8本付属している。
レールは強力な磁石で接続され、工具は不要で、すぐに設置できる。直線レールを使えば、かなり長い4mのレールを作ることができる。
そして、3つのキットの大きな違いは、付属のカーブレールの本数で、6本、12本、20本の3種類がある。カーブレールの場合、長さの違うインナーレールとアウターレールが必要となる。
CAME-TV Power Dollyの6ピースキットでは、90°の1/4サークルを作ることができる。さらに、12ピースキットは計算すれば180°の半円を作ることができる。
価格と発売時期
CAME-TVのPower Dollyキットは全て発売中。レールのないPower Dollyは766ドル、直線レール8本と曲線レール6本のキットは1188ドル、曲線レール12本のバージョンは1288ドル、全円を作りたい場合は曲線レール20本のキットは1488ドルとなっている。
詳しくは、こちらのCAME-TVのホームページをご覧ください。