SWITは、ポケットサイズのVマウントバッテリーMINOシリーズに、MINO-S70とMINO-S210の2つの新モデルを追加した。D-tap入出力ポート、USB-A出力、USB-C入出力を備えている。価格は259ドルから。
マイクロVマウントバッテリーは、非常に便利な電源ソリューションであり、カメラのセットアップによっては必須とさえ言える。例えば、Tiltaバッテリープレートアダプターを使用する際に、RED KOMODOのシングルSDIポートを妨げないためには、超小型サイズのパワーブリックを使用するしかないのだ。
SWITは2月に手のひらに収まる140WhのVマウントバッテリー「MINO-S140」を発売した。今回、このMINO-S140に加え、MINO-S70とMINO-S210という2つの容量が追加された。
特徴
SWIT MINO-S70とMINO-S210は、14.4VのVマウントバッテリーで、それぞれ70Whと210Whの容量がある。コンパクトで軽量なデザインが特徴で、側面に4段階のステータスLEDを搭載している。特に、REDのフラッグシップカメラであるV-RAPTORに対応したサイズとなっている。
70Whモデルのサイズは105×79.6×37mmで、重量は419gに過ぎない。MINO-S210は、105×79.6×55.5mmと厚く、重量は713g。SWITによると、同じようなサイズの代替品と比較して、約40%の容量を絞り込むことができた。
両モデルとも、D-Tap入出力ポート、USB-A出力(5V/2A)、急速充電に対応したUSB-C入出力を備えており、外出先でのノートPCの電源供給に重宝しそうだ。さらに、MINO-S210は200Wの高出力を実現しており、一部の照明器具に電力を供給することも可能。
バッテリーはワイヤーフリー技術で作られているため、回路は安全で信頼性の高い状態を維持することができる。最後に、MINOシリーズのバッテリーは、過充電、過放電、短絡、極端な温度(-20℃から50℃まで)に対する保護を保証する安全機能が満載されている。
価格と発売時期
SWIT MINO-S70およびMINO-S210コンパクトVマウントバッテリーは、現在メーカーのウェブサイトから購入することができる。価格はそれぞれ259ドル、549ドルで、MINO-S140は275ドルで販売されている。
詳しくは、こちらのSWITのウェブサイトをご覧ください。