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VILTROXがAF 75mm F1.2 XF プロレンズ(FUJIFILM Xマウント用)を発表

VILTROXがAF 75mm F1.2 XF プロレンズ(FUJIFILM Xマウント用)を発表

VILTROX AF 75mm F1.2 XF Proレンズは、富士フイルム Xマウントカメラ用の新しい高速オートフォーカスポートレートプライムレンズ。全天候型ボディ、77mmフロントフィルターねじ、最短撮影距離0.88mを特長とする。このレンズは、2022年12月28日に549ドルで予約注文が可能。

今年、富士フイルムはAPS-C Xマウントのカメララインに対応し、複数のモデルを発表している。なお、最新の機種である富士フイルム X-H2は、CineDのカメラ・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

富士フイルム独自のレンズに加え、このシステム用のオートフォーカスレンズを製造するサードパーティが数社ある。そのひとつが、中国のレンズ・カメラアクセサリーメーカーVILTROXだ。同社は最近、富士フイルムXマウントカメラ用の新しいプライムレンズを発表したが、75mm F1.2という、スペック上ではかなり良さそうなレンズだ。

VILTROX AF 75mm f/1.2 XF Pro lens

VILTROX AF 75mm f/1.2 XF Pro lens. Source: VILTROX

富士フイルム Xカメラ用の新しいVILTROXレンズは、F1.2からF16まで、非常に明るい絞りを持ち、レンズには物理的な絞りリングが搭載されている。なお、リングがクリック式であること、つまり固定ストップを持っているかは明記されていない。75mmという焦点距離は、フルサイズ換算で112.5mmになるので、ポートレートや一般的なクローズアップ撮影に有用だ。

VILTROX AF 75mm f/1.2 XF Pro lens – sample image. Source: VILTROX

VILTROX AF 75mm F1.2 XF Proレンズは11群16枚で構成され、HDナノマルチレイヤーコーティングが施されている。このレンズは、28.4mmのイメージサークルを形成し、富士フイルム製カメラのAPS-Cセンサーをカバーするのに十分な大きさだ。このレンズの最短撮影距離(クローズフォーカス)は、0.88mとなっている。

また、VILTROXは、このレンズが動画撮影に最適化されていると述べているが、具体的にどのように最適化されているかは明記していない。光学式手ブレ補正はないので、IBIS(ボディ内手ブレ補正)を搭載した富士フイルムのカメラは効果的だ。VILTROXによると、このレンズはSTMモーターによる正確で高速なオートフォーカスシステムを提供する。

VILTROX AF 75mm f/1.2 XF Pro lens. Source: VILTROX

レンズ本体に関しては、3層構造のプロテクションでウェザーシール(防湿・防塵)を実現している。ただし、VILTROXは正確なIP等級を明示していない。77mmの前面フィルタースレッドには、円形フィルターを装着することができる。レンズの重量と寸法に関する情報はないが、スペックとわずかなオンカメラ画像から判断すると、むしろ重くてかさばる側であると予想される。

VILTROX AF 75mm f/1.2 XF Pro lens – sample image. Source: VILTROX

このレンズが他のレンズマウントに対応するかどうかについては、現在のところ情報がない。

VILTROX AF 75mm f/1.2 XF Pro lens. Source: VILTROX

価格と発売時期

興味深いことに、VILTROXは、2022年12月28日19時(UTC/GMT+8)に、このレンズの50本という限定数を予約販売すると発表している。この予約販売は、VILTROXのオンラインストアから可能。予約販売中のレンズの価格は、549ドルになる。この限定予約イベント以外では、価格や入手方法について、これ以上の情報はない。

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