Blackmagic Designは、人気の編集スイートDaVinci Resolveの最新リリースバージョン18.1.4を発表した。前回のアップデートからわずか1ヶ月でのリリースとなる。
今回のアップデートも小規模なものだが、一部のユーザーにとってワークフローを遅くしていたかもしれないいくつかの問題に対処している。例えば、多くのマーカーを持つタイムラインのロード時間が大幅に短縮さ れた。
カラーページの「すべてのスチルを取り込む」処理をキャンセルできるようになった。このツールを実行した後、クリップを変更する必要があることに気づいた場合、プロセスをキャンセルして変更し、タイムライン上のすべてのクリップから静止画を取得し続けることができる。
プロキシジェネレーターを使用する際、ファイルの作成日が保持されるようになった。同期ビンビューでも作成日が使用されるようになった。カメラで日付が正しく設定されていない場合、メディアページで手動で更新することができるようになった。
インアウト範囲から作成されたデュレーションマーカーは、最後に設定された色をデフォルトとして、使用時に形成されるようになった。また、シンクビン内でスクラブする際のオーディオパフォーマンスが改善さ れた。
Resolve FX dehaze プラグインは、DaVinci Wide Gamut を使用する際にパフォーマンスが向上するようになった。
このアップデートでは、モノクロカメラからのARRI RAWクリップをDaVinci Resolveを使ってモノクロモードに直接デコードするサポートも追加さ れた。
その他の修正点
さらなる修正と改良は以下の通り。
- ASCII文字以外のファイル名でインターネットにアップロードする際の問題に対処。
- スピードエディターでギャップをトリミングする際の断続的な不具合に対応。
- FusionページでResolve FXキーヤーの問題に対応。
- 空のトラックの削除、ロックされたトラックの削除に関する問題に対処。
- 一般的なパフォーマンスと安定性の向上
価格と発売時期
このアップデートは、Blackmagic Designのサポートページで無料で入手できる。アップグレードをお考えの方は、このトピックに関する記事をお読みください。