新しいKipperTie RISA R-XLは、REDのフラッグシッププロダクション向けカメラであるV-RAPTOR XL用に設計されたカメラ専用トッププレートだ。エンドレスの1/4″-20と3/8″-16のマウントポイントに加え、カメラのポゴピン用のパッシブパススルーを備えている。
GDU、8Sinn、Tilta、IgniteDigi、Modern Film Toolsなど、多くのメーカーが標準のV-RAPTORボディ用のアクセサリーをすでに製造しているが、スタジオ向けのV-RAPTOR XL用の選択肢はまだ限られている。
サードパーティーアクセサリーのKipperTieは、標準的なV-RAPTORボディ用のボルトオンマウントアダプターStrata-PLとStrata PL-NDのように、主にRED向けのアクセサリーを生産することで知られている。この度、スマートなデザインの「XL」モデル用トッププレートが登場した。
RED V-RAPTOR XL用KipperTie RISA R-XL – 特徴
新しいKipperTie RISA R-XLは、スタジオ向けのV-RAPTOR XLと新しいV-RAPTOR XL S35カメラ用に特別に設計された、フル機能のトッププレート。標準的なRED V-RAPTOR 8K VVやV-RAPTOR 8K S35には対応しない。
プレートは陽極酸化処理された航空宇宙グレードのアルミニウムで作られており、1/4″-20ステンレススチール製のネジでカメラ本体の上部に直接取り付けることができる。プレートは、カメラのD-Tap出力にアクセスできるようにしながらも、空気が流れるのに十分なスペースを残し、ワイヤレスアンテナを妨げないように、上部通気孔をうまく包んでいる。
RISA R-XLがVocasのトッププレートなど既存のオプションと異なるのは、KipperTieのアクセサリーがカメラ上部のポゴピンを通すパッシブパススルーを備えている点だ。これにより、RED純正のハンドルアクセサリーやモニターマウントと完全な互換性を持つ唯一のトッププレートであると同社は説明している。
チーズスタイルのデザインは、位置決めピン付きのいくつかの3/8″-16マウントホールと、追加のアクセサリーを取り付けるための多くの1/4″-20スレッドを統合している。1/4″-20穴の中心は9mmまたは10mm離れており、そのうちの2つはフォーカスプレーンと一致している。
価格と発売時期
RED V-RAPTOR XL用トッププレート「KipperTie RISA R-XL」が、メーカーサイトにて受注開始さ れた。正規販売価格は265.00ポンド(約325ドル)に設定されている。
詳しくは、こちらのKipperTieのウェブサイトをご覧ください。