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LOCKCIRCLE UNK-FFプロジェクト – ツァイスCP.2レンズの改造でヴィンテージ感アップ

LOCKCIRCLE UNK-FFプロジェクト - ツァイスCP.2レンズの改造でヴィンテージ感アップ

イタリアのメーカーLockCircleはこのほど、有名なツァイスCP.2シネマレンズをベースにしたエキサイティングなレンズ改造プロジェクト「UNK-FF」を開始した。UNK-FFプロジェクトのアイデアは、レンズのコーティングを解除してレンズフレアとゴーストを強化し、より “ヴィンテージ感 “を演出することだ。

ツァイスCP.2レンズは2012年10月末に発売さ れた。キヤノン5D Mark II時代、これらのレンズは、適切なフォーカスおよび絞りギアリング、0.8モジュールのギア、ユーザー交換可能なレンズマウント、丸みを帯びた14枚羽根のアイリス、業界標準の114mmフロント径を備えた最初の手頃なシネマレンズのひとつだった。ツァイスCP.2はフルフレームのイメージセンサーをカバーし、現在でも世界中で広く使用されている。CP.2のラインナップは2017年にツァイスCP.3に置き換えられたが、両レンズセットの光学系は同一だ。

ツァイスCP.2レンズを所有している私は、多くの映画監督やDPと同意見で、クリーンでシャープ、そして少しクールで冷たい印象を求めるなら完璧だが、私の好みとしては少し個性と質感に欠けるため、結局私のは売ってしまった。しかし、誤解しないでいただきたいのは、特に広告や企業の世界では、このレンズセットが仕事をこなすのに最適な場合があるということだ。

レンズのコーティングを除去したり変更したりする改造は、新しいトレンドのようだ。実際、キヤノンCN-EレンズをベースにしたキヤノンV35プロジェクトの後、LockCircleはツァイスCP.2レンズを改造するUNK-FFプロジェクトを開始した。

Image credit: LockCircle

LockCircle UNK-FFプロジェクト

イタリアのメーカーLockCircleは、カメラケージ、マットボックス、カメラフィルター、レンズキャップでよく知られている。しかし、同社は長年にわたり、複数のPrimeCircle XM/XE/XTのシネモード用レンズのラインナップの中でツァイスレンズを改造することも行っていた。

LockCircleは今、ツァイスCP.2レンズを改造して、より「有機的」なルックを与えるUNK-FFプロジェクトを開始した。ツァイスCP.2レンズをLockCircleに送ると、LockCircleは次のことを行う:

  • ガラスエレメントからコーティングを除去
  • フォーカスリングと絞りリングを再研磨し、よりスムーズに操作できるようにする
  • 各レンズを個別に校正し、補正を行う
  • レンズの青いリングの色をブロンズ/ゴールドに変更する
Image credit: LockCircle

LockCircleによると、CP.2レンズのレンズエレメントからツァイスT*コーティングを取り除くことで、フレアの強化とゴーストの抑制により、よりドリーミーでオーガニックなルック を実現するとのことだ。

LockCircle UNK-FFプロジェクトは、21、28、35、50、85、100mm CP.2レンズで利用可能。15、18、135mmは現在入手不可となっている。

価格と発売時期

この記事を書いている時点では、価格についての情報はない。しかし、LockCircleによると、レンズの改造に3週間から4週間かかるとのことだ。

詳細とカスタム見積もりは、LockCircleのInstagram投稿をご覧ください。

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