LumenArcがアクティブディフュージョンシステムを発表
LumenArcは、数週間前にActive Diffusionフレームを発表した。2種類のサイズがあり、電子的に調整可能なこの光拡散フレームには、Vマウントバッテリーを収納できるハンドヘルドコントローラーが付属している。ディフューザーの不透明度を変更することで、特定のショットに対する拡散レベルをコントロールすることができる。今年のNABでは、LumenArcのBrian Langに話を聞く機会があり、この新製品をデモしてもらった。
2017年、ZylightがChimeraと提携し、この技術を初めて市場に投入したとき、私たちはすでに電子的に調整可能な光拡散を目の当たりにしていた。その結果は、Cine Gear 2017で初めて展示さ れた。それから6年経った今、私たちは全く新しい、かなりユニークなライトモディファイアを目にすることになった。
LumenArc アクティブディフュージョンフレーム
ルーメンアーク アクティブディフュージョンフレームには、2種類のサイズがある。標準的なフレームサイズは100x100cm/40×40in、小型のモデルは61x91cm/24x36inだ。LumenArcは、スチール、アルミニウム、耐衝撃性カーボンファイバーでできたフレームは非常に丈夫で、傷のつきにくいポリカーボネートも採用していると謳っている。
小型モデルは61x91cm/24x36inで1,9kg/4,2lbs、大型モデルは100x100cm/40x40inで5,9kg/13,1lbsとなる。ディフュージョンフレームは、照明車や撮影現場で過酷な生活を強いられることもあるが、ハイテクフレームは、価格からも大切に扱う必要がある。
アクティブディフュージョンフレーム用電源
Active Diffusionフレームにはハンドヘルドコントローラーがあり、ノブを回すことで拡散の強さを0から100%まで調整することができる。コントローラーには標準的なAC電源が付属しているが、LumenArcでは付属のD-Tap電源ケーブルを介してV-Mountバッテリーを使用することを推奨している。Vマウント98Whバッテリー1個で、大型フレームは19時間、小型フレームは35時間駆動できる。
アクティブ・ディフュージョン・フレームからのディフュージョン
比較はちょっと難しいが、LumenArcによると、1%では、LEE 420 Light Opal Frost diffusionと比較して、92%の光透過率を得ることができる。100%になると光透過率は79%に下がり、LEE 129 Heavy Frost diffusionと比較されるとのことだ。
価格と発売時期
LumenArc Active Diffusionフレームは現在予約受付中で、1-2ヶ月で出荷開始予定。フレームは保護ナイロンケースに入っており、携帯型コントローラー、電源、V-Lock電源ブラケット、電源ケーブルとデータケーブル、コントローラーランヤードが付属している。
小型の61x91cm/24x36inモデルは1,899ドル、大型の100x100cm/40x40inモデルは3,299ドルで販売さている。
詳しくは、こちらのLumenArcのウェブサイトをご覧ください。