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DZOFILMがPAVO 2X アナモフィックレンズシリーズを発表
NAB 2023の直前、中国のレンズメーカーDZOFILMは、初のアナモフィックレンズシリーズ「PAVO」を展示した。これは、映画のような2倍のスクイズファクターを特徴とする6本レンズセットで本格的にスタートする。
DZOFILMのシネマレンズは、ここ数年で大きく成長した。現在では、大判のCatta/Catta AceとSuper35 Pictorズーム、3種類のVespidフルサイズプライム(Prime、Retro、Cyber)、そしてGnosisフルサイズマクロのセットも含まれている。
NAB2023の会場で、DZOFILMのSusan Wu氏に話を伺った。
DZOFILM PAVO 2Xアナモフィックレンズシリーズ
当初、DZOFILM PAVO 2Xアナモフィックプライムレンズセットは、28、32、40、55、75、100mmの6つの焦点距離で構成され、すべて同じ高速T2.1開口部を共有することになる。さらに、来年には2本の望遠レンズが追加で加わる予定だ。
このレンズは、Super35mmセンサーやフィルム用に設計され、ユーザー交換可能なARRI PL/キヤノンEFレンズマウントを備え、フォーカスグループのすぐ後ろにアナモフィックエレメントを配置することで2倍の絞り比を提供すると、同社は謳っている。このタイプのレンズの製造を始めたばかりの会社としては、かなり有望なスタートと言えるだろう。
ユーザーは、2種類のフレアカラーから選ぶことができる。1つはブルーになるが、2つ目のオプションについては、ゴールドかニュートラルのどちらかを選択するよう、まだ未定だ。ブルーのフレアレンズの外装はシルバーで、2つ目のオプションではゴールドになる予定。
フォーカスマークは、メートル単位かインペリアル単位かをユーザーが指定する。また、レンズの前面外径は95mmで、28mmを除き、ねじ込み式のフィルターも装着可能になっている。
価格と発売時期
DZOFILMによると、PAVO 2Xアナモフィックレンズの完全6点サンプルキットは2023年夏に発売される予定。コンプリートセットは、シム、ロッド、ドライバー、交換レンズマウントが入ったハードケースに収められる予定だ。
現在、価格や発売日についての公式情報はないが、今後のアップデートについては、逐次報告したい。
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Francesco Andreola
Francesco Andreola is a Milan-based filmmaker. He currently teaches the Video Technology class at the European Institute of Design (IED) in Milan. He works in the Camera Department as a camera operator and assistant.