Kelvinが「Play」LEDポケットライトを発表

2023.5.21

by Jürgen Moors2023.5.21

ノルウェーの照明メーカーKelvinが、小型・軽量のLEDポケットライト「Play」を発表した。RGBACLパネルライトで、バッテリーを内蔵し、消費電力はわずか18Wだ。Kelvin社は、Kelvin Play用のライトモディファイアと小型ヒップポーチをセットで提供する。出荷開始は9月を予定しているが、5月31日までKelvin Play LEDポケットライトを30％オフの249ドルではなく174ドルで予約注文できるようになっている。

今年のNABトレードショーでは、ZHIYUN MOLUS G60やMOLUS X100、Aputure MC Pro Mini LEDパネルライトなど、いくつかの小型ライトを目にした。Kelvinはシネマ照明のブランドで、ノルウェーのオスロ近郊のLED技術会社であるRift Labsの一部だ。詳しくはこちら。

Kelvin Play

Kelvin Playは今年のNABで発表されたもので、Kelvinは世界初のRGBACLパネルライトであると謳っている。フルアルミニウムハウジングを採用し、あらゆるカメラバッグに収まるプロフェッショナルなエントリーレベルの照明器具として発表された。

Play LEDポケットライトの重量はわずか350g/0,77ポンド、サイズは15,6×7,6×2,1cm/6,14×2,99×0,82inとなっている。2つの1/4-20″マウントポイントを使用して、カメラリグや三脚に取り付けることができるが、Kelvin Playは完全マグネット式で、あらゆる金属表面に取り付けることができる。

色温度は2000～20000Kで、RGBACLパネルにはCantastoria™と名付けられた6色のライトエンジンが搭載されている。大型のケルビン製器具のすべてに組み込まれているのと同じ技術で、レッド、グリーン、ブルー、アンバー、シアン、ライムのLEDを使用している。その発想は、すべてのKelvinライトをシームレスに統合することにある。

Kelvin Play RGBACL panel light – Source: Kelvin

消費電力

このライトパネルの消費電力はわずか18Wで、フル輝度で3時間持つバッテリーが内蔵されている。また、あらゆるパワーバンクからUSB-C入力で器具に電力を供給することができる。まさに、小型のライトが必要なときに求められる高い汎用性を持っている。

Kelvin Playのコントロール

Kelvin Playは、背面に小さな液晶画面とともに、色温度や光量を調整するためのオンボードコントロールを備えている。また、エフェクト、ジェル、HSI、RGBモードが用意されている。もちろん、これらの操作はすべて携帯電話とKelvin Narrator Appを使って行うことができ、Playを含むすべてのKelvin備品を完全にコントロールできる。Apple App StoreとGoogle Playで入手できる。