新しい照明機器メーカーHoboliteは、ビデオグラファーやフォトグラファー向けに、300ドルから3000ドルの価格でLEDライトとアクセサリーを販売している。
ライトは、連続したLEDバイカラーモデルがキットで提供さ れている。Hobolitesは、その工業デザインにほとんど消費者市場の感触があり、同価格帯の製品とは異なった趣がある。
キットとアクセサリー
Hobolite LEDライトは3つのキットで提供され、それぞれ異なるライト、価格、アクセサリーが用意されている。キットは、Mini、Avant、Proと呼ばれている。興味深いことに、B&Hのような再販業者は、ライトとアクセサリをさらに混ぜ合わせて、キットの選択肢を広げている。
Mini標準キットには、20Wライトと、バーンドア、ハニカム、ディフューザードーム、カラーフィルタージェル、調整可能レンズなどのアクセサリーが含まれており、すべて299ドルとなっている。標準キットのバリエーションとして、Vマウントコールドシューアダプター、Vマウントブルヘッド三脚アダプター、デスクトップ三脚を追加した同価格のCreatorがある。このキットの価格は399ドルだ。
Avant 100W標準キットには、同様のアクセサリーが含まれているが、Vマウントクランプ、Vマウントハンドル、Avantパワーサプライが追加されている。このキットにも、スターターキットやクリエイターキットなどのバリエーションがある。
300Wプロキットは、プロリモコン、95W Vマウントバッテリー、デュアルVマウントチャージャー、ソフトボックス、三脚、セミリジットケースが付属している。また、必要なケーブル類もすべて含まれている。また、Proライトを中心に設計された5つのキットがあり、さらにオーダーメイドしたい場合は、ミックスの詰め合わせも可能だ。
Hobolite LEDライトの詳細
スペック的には、Hobolite LEDライトの最小のものは、COBデザインで、20W、CRI/TLCI 96+、2700kから6700Kのバイカラーを提供する。レンズは、15˚から45˚までのスポットとフラッドを可能にする。バッテリーはこのモデルに統合され、1ポンド強の重量になる。寸法は2.56×3.25×4.1in.”。また、他のバッテリーやアクセサリー用にクイックリリースタイプのVマウントアダプターも用意されている。
ライトユニット自体はフェイクレザーで覆われ、上部には大きなローレット加工されたコントロールがある。ライトの残りの部分は、航空機グレードのアルミニウムで覆われている。4つのボタンによるクイック設定システムで、そのUIに入ることができる。100WライトもCOBデザインで、同様のスペックだが、重量は3ポンド弱となっている。
300WのHoboliteは「Bowensマウント互換」で、取り外し可能な3.5インチのハイコントラストコントロールパネルが付属し、最大20mまでのリモート使用が可能だ。ライトには、アクティブ冷却ファンとHoboliteのスマートサーマルレスポンスシステムが内蔵されている。すべてのライトは、アプリでコントロールできるようにBluetoothとNFC接続を備えている。
デザインと成り立ち
Hoboliteは、中国の会社AEC Lightingの一部。同社は「中国最高のワークライトメーカー」を自称している。彼らの製品の中には、殺菌用のUV-Cライトや人感センサー付きワークライトなどがある。ホボライトは、コンテンツクリエイターという巨大なマーケットに参入したわけだが、そのデザインは、照明という日々の厳しいプロの世界では通用しないこともある。しかし、そのスタイルは、性能だけでなく、見た目の良さも重視するクリエイターには魅力的かもしれない。特に、写真に写っているYouTuberの中には、このライトをセットに加えてみたいと思う人がたくさんいるだろう。