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富士フイルムがGFX と X シリーズ カメラ用XAppを発表

富士フイルムがGFX と X シリーズ カメラ用XAppを発表

富士フイルムは、GFXカメラとXシリーズ用の新しいXAppをリリースすることを発表した。このアプリは、カメラとスマートフォンやタブレット端末とのより良い接続を実現するために設計されており、多くの新機能が搭載されている。この記事を読む頃には、AppleのiOSストア、Android端末のGoogle Playストアから無料でダウンロードできるようになっているかもしれない。

富士フイルムはすでにカメラリモートアプリを発売しているが、富士フイルムのカメラとスマートデバイス間の接続の問題など、機能が限定されているという不満もあった。

GFXシステム、Xシリーズ向けXApp

新しいXAppは、まさにそうした問題に対処するものだ。富士フイルムは、新しいXAppを、シームレスで迅速な接続を実現するとアピールしている。

XAppの2つ目の新機能は、カメラの録画中や完全に電源が切れている状態でも画像を転送できること。また、Appは視認性を高めるため、ブラックとホワイトのハイコントラストな新デザインを採用している。Bluetoothでカメラを接続すると、ライブビュー機能があり、絞り、ISO、シャッタースピードなどのカメラ設定の次に録画の開始/停止をコントロールすることができる。

FUJIFILM XApp
XApp – Source: FUJIFILM

バックアップ&リストア機能

XAppには、新たにバックアップ&リストア機能が追加された。撮影メニューの設定をアプリ内に保存し、GFXシステムおよびXシリーズのカメラに復元することができる。ただし、ネットワーク設定やカスタムホワイトバランスの設定には対応していない。また、個々のカメラの設定は、XAppを介して同じ機種の複数のカメラ間で共有することができ、マルチカメラでの撮影にも対応できる。

FUJIFILM XApp
XApp – Source: FUJIFILM

日付、時刻、ジオロケーション情報など

XAppに接続すると、FUJIFILMカメラの日付、時刻、ジオロケーション情報などが自動的に同期されます。つまり、カメラ内時計の正確な時刻を保持できるほか、ジオロケーションデータを記録することも可能だ。記録されたジオロケーションデータは、XAppのタイムラインマップ上に直接表示されるので、記録した内容を把握するのにとても便利な機能だ。

また、新機能として、作成した画像やクリップの枚数、カメラ、レンズ、フィルムシミュレーションモードなどの画像やクリップの情報を表示する。XAppのタイムラインでは、アクティビティの記録をスマートフォンに転送して、重要なコンテンツ情報を確認することができる。

FUJIFILM XApp
XApp – Source: FUJIFILM

注意:XAppが下記リストのカメラで動作するためには、ファームウェアのアップデートが必要。カメラ/iOS/Androidの全互換性リストについては、こちらをご覧ください。

対応するXシリーズカメラ

  • X-H2S
  • X-H2
  • X-Pro3
  • X-T5
  • X-T4
  • X-T3
  • X-T30 II
  • X-T30
  • X-S10
  • X-E4
  • X100V

対応するGFXシリーズカメラ

  • GFX50R
  • GFX50S II
  • GFX100S
  • GFX100

価格と発売時期

富士フイルムのXAppは無料で、AppleのiOSストアやAndroid端末のGoogle Playから、地域によってはすでにダウンロードできるかもしれない。ただし、カメラのファームウェアは常に最新のものを使用するようご注意いただきたい。XAppの詳細については、こちらの富士フイルムのウェブサイトをご覧ください。

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