Aputureは、同じ照明メーカーのProlychtを買収すると発表した。9月のIBC2023で詳細情報を発表する予定。
AputureがProlychtを買収
Aputureは、2005年から市場に参入している、かなり有名な中国の照明メーカーだ。長年にわたり、豊富なラインアップにより、多くのの映像制作者が使用している。例えば、Aputureの低価格ラインであるamaranは、今年のNABで新しい150cと300c RGBスポットライトを発表した。
Aputure amaran 150c and 300c spotlights at NAB. Image credit: CineD
私の意見では、ProlychtはAputureの製品ラインに加わる貴重な存在になるだろう。この比較的若い中国企業は、2021年にフルカラースポットライト「Orion 300 FS」を発表したときに初めて我々の注目を集めた。カラーサイエンスの専門家グループによって設立されたProlychtは、正確な色再現とProlycht製品の特徴をもたらしたカラー、センシング、光学、制御技術の開発に常に注力している。
ここ数ヶ月のProlychtの技術革新の非常に興味深い例として、同社の無料iOS照明コントロールアプリ「Chroma Link」に統合されたリアルタイムカラーサンプリング・コントロールシステム「ImageTrack RT」の導入が挙げられる。これは、Accsoon SeeMo Pro経由で送られてくるカメラフィードから画像の一部を追跡し、その色に合わせて接続されたProlychtの照明を制御することができる。
Aputureの創業者であるイアン・シーCEOとProlychtの創業者であるアンキン・リュー氏は、両社の技術的知識を組み合わせることで、Aputureの新製品を共同開発することを楽しみにしていると主張している。
Prolycht チームは、既存の Prolycht 顧客が Prolycht チャネルを通じて可能な限り長く保証と修理サポートを受けられるようにする計画を立てていることは朗報だ。
IBC2023で詳細情報
Aputureは、映画制作の世界におけるこのコラボレーションの意義について、9月15日にオランダのアムステルダムで開催されるIBCの期間中、オンラインおよびAputureブース(11.B22)でより多くの情報を公開することを計画しているようだ。
もちろん、CineDチームもIBCの会場に常駐し、最新情報をお届けする予定だ。