Hedgeは、ストレージ、セキュリティ、スピードを提供するクリエイティブ・ワークフロー向けウェブベース・ファイル共有アプリDropOffを発表した。このアプリでは、ユーザーは月額料金を支払うことなくファイルを送受信することができる。
Hedgeは2016年に設立されたオランダのソフトウェア会社で、OffshootやCanisterプラットフォームなどを手がけている。今回、同社はクリエイター向けのウェブベースのファイル共有プラットフォーム「DropOff」を発表した。このアプリを使えば、ユーザーはLucidLink Filespaceを通じてファイルを送受信できる。
DropOffの概要
DropOffの主な特徴は以下の通り。
- ファイルを送る:DropOffでは、特定のファイルのリンクを作成することで、ファイルを送信することができる。このリンクは、ユーザーのLucidLink Filespaceにアクセスすることなく、ファイルに直接アクセスできる。
- ファイルを受け取る:ユーザーが受信したファイルを、DropOffで設定したLucidLink Filespaceに共同作業者が送信できるようにリンクを作成することもできる。前のプロセスと同様に、送信者はユーザーのFilespaceに直接アクセスすることはできない。
- 月額料金なし:ヘッジは、常時課金や定期的なサブスクリプションによる課金をしないことに決めた。それ以外には、送受信するデータのファイル・タイプ、サイズ制限、有効期限はない。その代わりとして、DropOffはクリエイターの正確なニーズに適応できる柔軟なGB単位の課金モデルを採用している。
DropOffは視覚的にシンプルなインターフェースを持つが、ヘッジはその背後にあるプログラミングがLucidLinkのセキュリティ対策と完璧に統合されることを保証している。ヘッジは、PostLab Driveアプリを開発した後、LucidLink社との提携を開始した。この提携により、DropOffは現在LucidLinkと独占的に連携し、ファイルをFilespacesに受け取ったり、安全なDropOffロケーションを介して共有したりすることができる。新規ユーザーは、LucidLinkアカウントにサインアップするか、既存の認証情報を追加する必要がある。
価格と発売時期
新規DropOffユーザーのために、Hedgeは20GBを無料で提供している。その後、1GBあたり0.50ドルでトップアップすることができる。DropOffへのサインアップはこちらから。
セットアップにはLucidLinkのファイルスペースが必要なので、ここで14日間LucidLinkを試すことができる。その後、20ドルから様々なオプションが用意されている。こちらのリンクから確認できる。