NANLITE Alien 150C & 300C LEDパネルを解説
NAB2024で、NANLITEはAlien 150Cと300C LEDライトを発表した。これらのライトは、耐候性を備えたパワフルなRGBWW LEDパネルライトを提供することに重点を置いている。最新のLEDレンズを搭載し、CRMX、DMX、アプリで制御できる。
LEDライトの中には、非常に薄型で軽量なものもあり、屋外で風雨にさらされながら作業する場合には最適な選択とは言えないかもしれない。そこでNANLITEは、全く新しいAlienパネルライトを発表した。NAB2024の会場で、CineDのニノが同社のブースを訪れ、NANLITEのバリー・ガルシア氏からこの照明器具について詳しく聞いた。
NANLITEエイリアンが登場
エリア51の本拠地の近くでデビューしたNANLITEは、バックパネルから “ザ・グレイズ“のように見えるハイパワーLEDパネルをいくつか紹介した。タフな条件下でも動作するように設計されており、IP55等級なので水に濡れても大丈夫だ。
また、電源を濡らさないためのカバーも付属している。電源は14.8Vまたは26VのVマウントバッテリー、またはAC電源に接続して使用する。これらのフィクスチャーは放送局を念頭に置いて特別にデザインされたが、スタジオでも十分に機能する。
それぞれの照明器具にはソフトボックスが付属する。エイリアンライトは、一般的なシネマライトに比べると少し小さめだ。これは、ロケに行き、素早く出し入れすることを想定しているためだ。このライトはフルRBGWWカラーエンジンを搭載している。
新しいLEDレイアウト
LEDは “分割 “されている。NANLITEによると、これによって出力に妥協することなく、「温かみのある光」と「クールな光」をうまくミックスすることができるという。LEDは60度のレンズで覆われており、拡散を打ち抜くために、より焦点の合った出力を提供する。
NANLITEは、これらのパネルが生み出す出力量について具体的なことは話してくれなかったが、バリーによれば、かなりの量だという。これらのライトは、Creamsource Vortexと似たスタイルのようだ。実際、頑丈なヨークと頑丈なケーブルがあり、ロケに適しているようだ。
価格と発売時期
NANLITE Alien 300Cと150Cは、6月1日頃に発売される。販売価格はそれぞれ1,499ドルと999ドルとなっている。
詳細については、NANLITEのウェブサイトをご覧ください。