タムロンは、ソニーEマウントミラーレスカメラ用の新しい6倍望遠ズームレンズ「50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」を発売した。この小型軽量ズームレンズは、フルサイズイメージセンサーをカバーし、高速で静かなVXDフォーカスモーター、内蔵VC手ブレ補正、50mm時の最短撮影距離22cm/8.7inを特徴としている。
17-50mmF4、70-180mmF2.8 Di III VC VXD G2に続き、タムロンは新しい望遠ズームレンズ:50-300mmF4.5-6.3 Di III VC VXDを発売することで、フルサイズソニーEマウントミラーレスカメラ用のズームレンズのラインナップを拡大し続けている。
タムロン 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD – 特徴
50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(コードネームA069)は、沈胴時150mm/5.9in、重量665g/23.5ozのコンパクトな望遠ズームレンズだ。ズームするとレンズが伸びるため、鏡筒にズームロック機構がある。
このレンズはソニーEマウントミラーレスカメラでのみ使用可能で、フルフレームイメージセンサーをカバーしている。レンズ内部には他のタムロンレンズと同様にVXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)リニアフォーカスモーターを搭載しており、高速で正確なAF性能を提供するはずだ。さらに、ファストハイブリッドAFとアイAFのフォーカスモードに対応している。
レンズ鏡筒には、ユーザー割り当て可能なフォーカスセットボタンがある。また、レンズにはUSB Type-Cポートがあり、タムロンのLens Utilityソフトウェアでアップデートやカスタマイズが可能だ。
レンズ内部には複数の接合部があり、防湿構造となっている。また、レンズ内部には手ブレ補正モーターが搭載されており、広大なズームレンジでの撮影を安定させることができる。
レンズ構成
50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDのレンズ設計は14群19枚で構成され、2枚のXLD(eXtra Low Dispersion)レンズと2枚のLD(Low Dispersion)レンズが色収差を制御・低減する。
前玉にはフッ素コーティングが施され、クリーニングを容易にし、保護層を増やしている。絞りダイヤフラムは9枚の円形羽根を備え、最短撮影距離は50mmで22cm/8.7in、前面フィルターネジは67mmとなっている。
価格と発売時期
50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDは現在154,000円で予約可能で、2024年6月27日に出荷が開始される予定だ。レンズには前後キャップと花形レンズフードが付属する。
詳細はタムロンのウェブサイトをご覧ください。