CAME-TVショックアブソーバーアームデラックスエディションは、DJI Osmo Pocket 3用の既存のマウントに、ワイヤー減衰絶縁クレードルを追加したものだ。この衝撃吸収システムは、付属の吸盤やアームの複数のネジを使って取り付けることができ、現在198ドルで入手可能だ。
DJIの最新のポケットサイズのジンバルカメラ、Osmo Pocket 3(2023年10月に発売)は、非常にコンパクトな機材を必要とする映像クリエーターからかなりの関心を集めている。私の同僚であるジョニーはこのカメラをレビューした。私も今年の初めからほとんどの撮影でこのカメラを使っている。このサイズからすると、妥当な画質だと思う。操作性も前の世代に比べて改善されている。
車載撮影用としてのPocket 3
Osmo Pocket 3は、予算が限られている車載撮影や、たまにしか車載撮影しないユーザーにとって、人気のある選択肢だ。このような需要に対応するため、2024年5月にリリースされたMovmax Bladeアームのような製品が登場している。CAME-TVもまた、Pocket 3を車に取り付けるためのソリューションを発表している中国企業だ。先月、同社はショックアブソーバーアームを発表 したが、今回、CAME-TVはこのアームのアップグレード版「デラックス・エディション」を発表した。
CAME-TVのショックアブソーバーアーム デラックスエディション
このデラックス・エディションでは、CAME-TVは既存モデルと同じショックアブソーバーアームと吸盤を使用しているが、Osmo Pocket 3をマウントできるワイヤー減衰二重「アイソレーション・クレードル」が新たに追加されている。これにより、カメラ本体に伝わる振動をさらに抑えることができる。このクレードルは、2つのゴム製ショックアブソーバーに取り付けられたL字型プレートの上に設置される。すべてのダンパーを組み合わせることで、カメラの振動を最小限に抑えることができる。
このアームは、スプリング機構と油圧ダンピングシステムの両方の衝撃吸収システムを備え、調整も可能だ。スプリング機構は、カメラ機材の重量や撮影条件に合わせてスプリングの張力を調整できる。さらに、CAME-TVによると、油圧ダンピングシステムは滑らかで安定した動きを可能にする。
CAME-TVは、システムのセットアップ方法を解説するビデオを掲載している。残念ながら、サンプル映像は現在公開されていない。実際の撮影で、このシステムがどの程度有用か気になるところだ。CAME-TVが近いうちにサンプル映像を公開してくれることを期待したい。
アームは付属の吸盤を使って平らな面に取り付けることもできるし、アームの取り付けプレートにある複数の異なるサイズのネジを使って、さまざまなバーやロッドに取り付けることもできる。衝撃吸収アームの重量は1kg。
価格と発売時期
CAME-TVのショックアブソーバーアームデラックスエディションは、198ドル(吸盤とアイソレーションクレードルを含む)で販売中。六角レンチとネジも含め、キャリングボックスに入っている。