Kickstarterに登場したDockcase Smart MagSafe M.2 NVMe SSDエンクロージャは、最大2TBの容量を持つ2230および2242 SSDとPLPをサポートし、コンパクトなデザインを特徴としている。スマートスクリーンは、読み取り/書き込み速度とSSDの状態を表示する。スマートフォンやタブレットにマグネットで取り付け、4K 60Hz ProResやLogなどで撮影できる。
4K、特にスマートフォンで撮影する場合、ポータブルストレージは不可欠だ。1TBに達する容量のデバイスもあるが、外付けストレージがあれば、それ以上の容量が可能になる。最近、Lexarからすでに製品が出ている。
Dockcase Smart MagSafe M2 NVMe SSD Enclosureは、SSDをマグネットで取り付け、十分な容量を確保できる。15Wの電源が付属しているが、バッテリー持続時間を延ばすために100Wにアップグレードする価値はある。
特徴
主な特徴は、Dockcase Smart MagSafe M.2 NVMe SSDエンクロージャーを対応するiPhone/Androidスマートフォンやタブレットに磁気的に装着し、USB-C経由で4K 60Hz ProResビデオを最大150分撮影できることだ。アルミニウム合金製で、高度な冷却システムによりオーバーヒートを防ぐ。
Dockcase Smart MagSafe M.2 NVMe SSDエンクロージャは、スタジオや現場でポータブルストレージとしても使用できる。USB 3.2経由のデータ転送速度は10Gbpsで、編集作業にも使用できる。
スマートディスプレイは良いコンセプトのように思えるが、読み書きのスピードやドライブの状態などが表示されるだけで、それ以外のことは表示されない。ドライブの空き容量が表示されると良いのだが。
全機能リスト
- 高度な冷却システムを備えた軽量アルミニウム合金製筐体
- MagSafeにより、(カメラや携帯電話のケージを使用するのとは対照的に)マグネットで取り付け可能
- SSDの健康状態、読み取り/書き込み速度を表示するスマート・ディスプレイ
- 2230および2242 M.2 SSDをサポート
- トリプルデータ保護: 電力損失保護(PLP、充電など)、強化された読み取り専用モード、SSDの状態表示
- 4K 60Hz ProResキャプチャと保存、最大150分(iPhone 15 Proおよび15 Pro Max以降)、LOGでも撮影可能
- 2つのUSB-Cポート、10Gbps転送速度のUSB 3.2
- 電源:15Wの補助電源と100Wのオプションがあり、作業中に電源が切れる心配がない
- macOS、Windows、iOS、iPadOS、Android、Linux、ChromeOS、Harmony、PlayStation 5のOSに対応
小型軽量
スマートフォンやカメラ用のポータブルストレージは、大きくてかさばると持ち運びに不便だ。Dockcase Smart MagSafe M.2 NVMe SSDエンクロージャは、特にその丸いアルミニウム合金構造により、小型かつ軽量だ。
サイズは59.3mm×14.5mm、重量はわずか53グラム(SSDを含まない)なので、撮影に大きな負担にならない。
価格と発売時期
Dockcase Smart Magsafe M.2 NVMe SSDエンクロージャーのKickstarterキャンペーンは現在実施中で、当初の目標を大幅に上回っている。キャンペーンは2024年11月8日午前9時(米国東部時間)に終了する。いくつかのオプションが用意されており、2025年1月の納品が予定されている(価格は発表時のもの):
- EB-15W グロッシーシルバーとマットブラックはそれぞれ59ドル(25%割引、通常79ドル)
- KS-15W マット・ブラックとグロッシーシルバーはそれぞれ69ドル(13%引き、通常79ドル)
- EB-100Wマットブラックは79ドル(20%割引、通常99ドル)。撮影にはこのオプションが最適かもしれない。
クラウドファンディングプラットフォームでプロジェクトを支援する際のリスクに注意する必要がある。プラットフォームの利用方法をよく読み、納品が大幅に遅れる可能性があることを覚えておいてほしい。プロジェクトによっては、まったく納品されないものもある。