DJIは、わずか10グラムの超軽量ワイヤレスマイク、Mic Miniを発売した。長いバッテリー持続時間、信頼性の高い伝送、様々な装着オプションなど、多用途に使えるように作られている。様々な機材と使用することができ、カメラ、スマートフォン、コンピューター、タブレット、そしてDJIのエコシステム機器(Osmo ActionやPocketシリーズなど)に対応する。Mic Miniはあらゆるレベルのクリエイターに適したマイクだ。
DJIはドローンでよく知られているが、最近では、汎用性の高いDJI Air 3S Allrounder Drone(レビュー動画あり)、Goggle N3(Goggles3の代替機)、OSMO Action 5 Pro(レビュー動画あり)など、同社の製品のカテゴリーは多岐にわたる。今回は、DJI Mic2の半分以下、わずか10グラムの新しいDJI Mic Miniを紹介する。 非常に軽量なので、装着していることを忘れるほどだ。クリップで留めたり、マグネットで固定したり、ストラップにつけたりすることもできる。
特徴
- バッテリー持続時間: オールインワンの充電ケースにレシーバーとトランスミッターを収納し、フル充電すると48時間使用できる。5分間の急速充電で1時間延長できる。レシーバーは約100分、トランスミッターは約90分でフル充電される。
- 2段階のノイズキャンセリング技術: 静かな室内環境向けのベーシックモードと、より大きな騒音下で周囲のノイズをカットしてボーカルに集中するストロングモードがある。
- ウィンドスクリーン: 風切り音を低減し、屋外でよりクリーンな音声収録を可能にする。
- 自動リミッター: 音声入力が大きすぎると音量を下げ、クリップや歪みを防ぐ。
- 調整可能なゲイン: レシーバーのダイヤルを使って素早くゲインを調整。5段階のレベルオプションで、音声入力を正確にコントロールできる。
- 自動電源管理: 信号が検出されないと、トランスミッターはスリープモードに入る。Mimoアプリで自動電源オフタイマーを設定し、バッテリーを節約できる。
音質
- 全方位オーディオ録音: 全方位から音を捉える。
- デュアルトランスミッターペアリング: レシーバーは2台のトランスミッターと同時に接続でき、複数のソースからの録音が可能。
- デュアル・チャンネル録音: モノラルとステレオの2つのモードをサポート。
- 送信範囲: 一定の条件下で最大400メートルまで音声を送信できる。
- セーフティトラック: DJI Mimoアプリは、クリッピングなどから保護するために、メイントラックよりも6dB低い値で録音されたバックアップトラックを提供する。
OsmoAudioでワイヤレス録音
DJI Mic Miniは非常に汎用性が高く、Osmo Action 5 Pro、Osmo Action 4、Osmo Pocket 3などのDJI製品にレシーバーなしで直接接続できる。また、同じくレシーバーなしでBluetooth経由でスマートフォンに直接接続できるため、サードパーティ製のアプリでの撮影時の音声録音にも対応する。
さらに、DJI FlyアプリをDJI NeoドローンとDJI Mic MiniにBluetoothで接続して音声を録音し、空撮映像に重ねることができる。アプリを使用すると、プロペラノイズが除去され、オーディオトラックが映像にマージされ、低高度の撮影でも良好な音声収録ができる。
最後に、カメラオーディオケーブル(3.5mm TRS)で接続すると、カメラと電源のオン/オフが同期する。スマートフォンでは、プラグを抜くことなく外部再生が可能で、スマートフォンから充電することもできる。また、USB-C経由で電源に接続すれば、スマートフォンとレシーバー本体の同時充電にも対応する。
価格と発売時期
Mic MiniはDJIストア かアマゾンから購入できる。価格は24,200円から。詳しくはDJIのサイトをご覧ください。